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ホンダN-VANの車中泊もイケる!?内装・使い勝手を徹底チェック![1/3]

  • 2019/04/05
  • ニューモデル速報
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+STYLE COOL Honda SENSING

収納性に優れたシート構造と、それが実現した広くて低くてフラットなフロア。軽バンの新たな姿を提案するN-VANのパッケージング力には驚かずにはいられない。ピラーレスの大開口も画期的だ。

レポート●工藤貴宏(KUDO Takahiro)
フォト●森 信英(MORI Nobuhide)

助手席まで低く沈み込んで荷室を拡大

積載性の追求がN-VANの最大のテーマ。そのための工夫が、長尺物も積めるように後席のみならず助手席まで床下へ沈み込む構造としたことだ。まるで最初から存在しなかったかのように低く平らに沈む構造が秀逸。

〈運転席まわり〉質実剛健に徹した道具感がたまらない

N-BOXではステアリングより上にあったメーターが一般的な位置となり、数多い収納はサッと出し入れすることを重視したオープンタイプを採用。N-BOXとは異なるデザインで、ひときわ実用的にまとめられている。塔のようにそびえたつシフトレバーの台座が特徴的。MTのワイヤーリンケージを通すための設計だろう。
最小限の計器だけを組み込んだ簡素なデザイン。とにかくシンプルで大きな速度計が中央に鎮座し、補助的とはいえタコメーターも全車に組み込まれる。右側にはカラーのマルチディスプレイを採用するなど廉価感はない。

右側はメーター内の液晶画面の操作に加え、CVT車はクルコンのスイッチを盛り込む。シンプル装備の廉価グレードまで含めて前走車追従型なのは驚きだ。左側にはオーディオスイッチを装備。

車線逸脱警告など安全運転支援系のスイッチとライトの光軸高さ調整ダイヤルをインパネ右端に配置。「FUN」の光軸調整は自動式だ。
助手席ドアミラーの下には、目視できずに死角となる助手席側側面を映す補助ミラーを組み込む。前後輪付近を映す。
ATセレクトレバーは一般的なストレートゲート式。ハンドルの近くにあるので、操作する際も手の動きは少なくてスマートだ。
スロットルや空調の制御が燃費重視のモードになる 「ECON」。
非接触キーを標準装備する「+STYLE」系はプッシュ式スターターを採用。
足元は従来の軽バンと違ってブレーキペダルの位置も違和感なし。

マルチインフォメーション・ディスプレイ

航続可能距離:燃費履歴とガソリン残量から算出した航続可能距離の概算値を表示。給油のタイミングを予測できる。
平均車速/経過時間:平均車速や経過時間などドライブ情報を表示。ホンダセンシング装着車はその情報も確認できる。
燃費表示:数字の平均燃費をバーグラフによる平均燃費を併記。平均燃費はトリップのAとBで切り替え可能。
ガイダンス表示:ドアが開いていることをはじめ車両の状態を伝える表示は、イラストが添えられわかりやすい。

軽バン初の6速MT

短めのストロークで、ソリッドな感触だが固過ぎないシフトフィールが心地いい。なんと軽バン初の6速だ。アクセル&ブレーキの著しい左寄りがないペダルレイアウトも従来の軽バンに比べて自然。ただしフットレストはない。

〈居住性&乗降性〉快適性を重視した運転席。他の座席は格納性が最優先。

助手席と同様に後席も板のような座面を組み合わせた簡易的な設計。小さく折り畳めることを最重視したつくりだからだ。N-BOXに比べて足元は狭く、背もたれがほぼ垂直なのは居住性よりも荷室の積載性を重視しているからである。荷室拡大を優先するのは商用バンならではだ。
従来の軽バンと違って乗用車サイズの快適なシートを備える。運転姿勢はハンドルを抱え込むような独特なスタイルではなく、ステアリングの高さを調整できる(「G」「L」を除く)のも大きな長所。シートはクッションのサイドから下にかけても生地の縫い目をなくし、乗り降りを繰り返しても破れにくいよう工夫している。
「L」以上のCVT車はセンターアームレストを装備。大きなサイズで、ロングドライブ時に左腕を休ませられる。
運転席がここまでリクライニングできるクルマは多くない。ほぼフラットで、仕事の合間の休憩はゆっくり休めそうだ。
助手席の背もたれは倒すと水平になり、停車時にテーブルとして利用可能。伝票などを置くのにもちょうどいいスペースとなる。
上級仕様になると、前席、後席、そして荷室に加えて助手席側開口部を照らすランプも装備。荷室の広いN-VANならでは。
大きなフロントウインドウに合わせ、サンバイザーも大型。「+STYLE」系は運転席/助手席ともバニティミラーが付く。

助手席と後席を日常的に畳んで使うユーザーも多いことだろう。そのため外す必要のあるヘッドレストやリヤピローを固定する場所をしっかり用意。

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