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新型レンジローバー・イヴォークはボンネットが透けて路面が見える! 新技術が満載【日本初試乗】|SUVレビュー

  • 2019/07/06
  • MotorFan編集部 小泉 建治
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とびきりデザインコンシャスなSUVとして大ヒットを記録したレンジローバー・イヴォークが、初のフルモデルチェンジを受けた。デザインはキープコンセプトながらプラットフォームを一新し、MHEV(マイルドハイブリッド)もラインナップ。一年以内を目処にPHEV(プラグインハイブリッド)が追加されることもアナウンスされた。内容を一気にアップデートさせたクーペ風SUVの大本命の進化を体感する。

REPORT&PHOTO●小泉建治(KOIZUMI Kenji)

ラグビー選手のようなアスリート体型

 初代イヴォークの登場は衝撃的だった。ショルダーラインが高く、それでいてチョップされたようなルーフのおかげでグラスエリアが天地に浅く、頭が小さくて首から下がガッチリとしたラグビー選手のようなシルエットで、こんな表現方法もあるのかと心底感心させられたのを覚えている。

 案の定、イヴォークは世界的ヒットを飛ばした。メーカーによればイヴォークのオーナーの7割が「デザイン」を理由に購入しており、これはSUVではなくスポーツカーの水準だという。

 そんなデザインコンシャスな車種のモデルチェンジは難しい。デザインが気に入られているのに、そのデザインを変えてしまうのは勇気のいることだし、困難を伴う。

 果たして新型イヴォークの開発陣はキープコンセプトの道を選んだ。当然だろう。デザインに関する評価というものは多分に主観に左右されるので深くは言及しないが、個人的には新型イヴォークのデザインチームは正しい仕事をしたと感じている。どこからどう見てもイヴォークそのものだし、先述の初代の美点が少しも失われていない。

 それでいて、初代のオーナーや、初代からイヴォークに憧れていたファンが見れば、すぐに新型だとわかる。人気車種のフルモデルチェンジとして、絶妙なリデザインを果たしたと言っていいだろう。

 エンジンはP200、P250、P300の3種類のガソリンエンジンと、D180と呼ばれるディーゼルエンジンをラインナップする。それぞれの数字は最高出力を意味する。P300のみMHEVと組み合わされる。

 今回、試乗したのはP300 MHEVで、48Vのバッテリーとベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーターを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様である。

 走り出してまず感じたのは、乗り心地の良さだ。路面の状態をしっかり伝えてくるスポーツカーライクなインフォメーション性は先代譲りだが、その伝わってきた振動をボディがガシッと受け止め、ワナワナと捩れたり共振するようなことがない。

 新型イヴォークはPTA(プレミアム・トランスバース・アーキテクチャー)と呼ばれる新プラットフォームを採用しており、先代とはドアヒンジを除いて99%が新設計だという。つまり、見た目はキープコンセプトでも、中身は完全に生まれ変わっていたのだ。

 今回の試乗は郊外の一般道が中心で、50km/hくらいまでの低い速度レンジしか試せなかったが、この出来の良さなら高速域での身のこなしにもおおいに期待ができそうだ。

 そんな低い速度レンジでP300ユニットの実力を引き出せるはずもないが、発進直後の素直で滑らかな加速はMHEVとの相性の良さのおかげだろう。停止寸前(17km/h以下に減速するとエンジンが停止する)の所作もハイエンドSUVに相応しい。EVやHEVが環境に優しいとかエコだとか言われてもどこか違和感を覚えてしまうのだが、こうして電気モーターをうまく使いこなすことで静粛性を高めたり、内燃機関の弱点を補ってドライバビリティを向上させたりと、自動車としての上質さに磨きをかけられるのであれば納得できるし、おおいに推し進めていただきたい。

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