MotorFan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. カタログ
  3. メルセデス・ベンツ|MERCEDES BENZ
  4. Sクラス

王者メルセデスSクラスへの挑戦の歴史 BMW7シリーズ、アウディA8、レクサスLSの北米・欧州の販売データ推移を読み解く メルセデス・ベンツSクラス、BMW 7シリーズ、アウディA8、そしてレクサスLS。世界で認められるプレミアムはどのモデルか?

  • 2019/09/16
  • MotorFan編集部 鈴木慎一
このエントリーをはてなブックマークに追加
王者メルセデス・ベンツSクラス

高級セダンの代表といえば、メルセデス・ベンツSクラスだ。Sクラス、BMW7シリーズ、アウディA8、そしてレクサスLSなどで構成されるこのカテゴリー。世界で本当に売れれているのは、どのモデルなのだろうか? レクサスLSの評価はどうなのだろうか?

目次開く

北米販売データ:王者・メルセデス・ベンツSクラスの優位は揺るがない?

北米でのレクサスLSの健闘 最新型の不振

ニューカマーはどうか? ジェネシス、キャデラック

欧州でのプレミアムLLクラスの販売データ

北米販売データ:王者・メルセデス・ベンツSクラスの優位は揺るがない?

 全長5m超えのプレミアムLLサイズ、もちろんショーファーカーとしても使われる、世界にリッチピープル御用達のモデルといえば、真っ先に思い浮かべるのはメルセデス・ベンツSクラスだ。ロールス・ロイス、ベントレーなどの超高級・少数生産のモデルを除けば、Sクラスが属するカテゴリーが、自動車界の頂点になる。

メルセデス・ベンツSクラス 全長×全幅×全高:5125×1900×1495mm
BMW 7シリーズ 全長×全幅×全高:5125×1900×1480mm
アウディA8 全長×全幅×全高:5170×1945×1470mm

 このカテゴリーを形成するのは、メルセデス・ベンツSクラス、BMW 7シリーズ、レクサスLS、アウディA8などだろう。A8の前にLSを出したのは、登場年がLSの方が古いから。
 それぞれ初代のデビュー年を記すと
1972年 メルセデス・ベンツSクラス初代W116型
1977年 BMW 7シリーズ初代E23型
1989年 レクサスLS初代XF10型
1994年 アウディA8初代D2型
 となる。

 さて、日本にいると、このカテゴリーの王者はいまも昔もSクラス、と思いがちだが、北米や欧州ではどうなのか、販売データを調べてみた。
 データは、A8が登場したあとの1996年(北米)1997年(欧州)からとした。
 販売ボリュームはやはり北米がもっとも大きい。まずは北米のデータを見ていこう。

Sクラス、7シリーズ、A8の北米での販売台数推移 北米でのSクラス優位は揺るがない Sー7シリーズーA8という序列は固定しているようだ

 北米ではメルセデス・ベンツSクラスへの絶大な支持は揺らがない。フルモデルチェンジのタイミングでごく一時期を除いては、Sクラスー7シリーズーA8という序列は一貫して変わらない。

北米でのレクサスLSの健闘 最新型の不振

現行レクサスLS 全長×全幅×全高:5235×1900×1450mm

 このジャーマン3のフラッグシップセダン群にレクサスLSのデータをのせてみよう。
 じつは、21世紀に入ってリーマン・ショックで販売台数が激減する前まではレクサスLSが販売でトップを走っていたのだ。
 2007年は
レクサスLS:3万5226台
メルセデス・ベンツSクラス:2万6081台
BMW7シリーズ:1万4773台
アウディA8:3826台
 でレクサスの圧勝だったのだ。
 この時のレクサスは、4代目XF40型。リーマン・ショック後、販売を立て直したSクラスに対してLSは立て直しに失敗。2012年モデルとしてメジャーアップデートが行ない、2013年モデルから、いわゆる「スピンドルグリル」が採用したのだが、販売データから読み解く限り、このスピンドルグリル顔のLSはアメリカ人の嗜好とはズレがあったようだ。
 2017年にフルモデルチェンジを受けた現行XF50型もいまのところヒット作にはなっていない。
 2018年の販売データでは、Sクラスが約1万5000台だったのに対して新型LSは約9700台と3分の2の台数にとどまっている。新車効果があったはずの2018年でこの数字だから、現行LSは苦戦している、と言わざると得ない。

北米での販売データ。Sクラス、7シリーズ、A8にレクサスのデータをのせた
4代目前期モデルのLS
4代目後期モデルのLS。スピンドルグリルが特徴だ

ニューカマーはどうか? ジェネシス、キャデラック

キャデラックCT6
 Sクラス、LS、7シリーズ、A8の4強(A8は「強」ではないが)に新たに挑戦したニューカマーがいる。まずは北米の雄、キャデラックである。CT6は
2016年:9169台
2017年:1万542台
2018年:9668台
 となかなかの成績を収めている。

現代の高級ブランドGENESIS(ジェネシス)の最上級セダンG90
 もう1台は、ジェネシス(Genesis)である。ヒュンダイ(現代自動車)が立ち上げたプレミアムブランド(トヨタにおけるレクサスと同じ立ち位置)である。その最上級セダンがG90である。
 ジェネシスG90は
2016年:782台
2017年:4398台
2018年:2240台
 と、この北米高級車マーケットで認知されたとはいえない状況だ。「キャデラックみたいにブランドが確立しているわけではないのだから、難しいのは当たり前」という見方もあるが、ジェネシスは、1989年のレクサスの再来を狙ったはず。そう、レクサスの初代LSが北米に与えたインパクトは巨大なもので、瞬く間に大ヒットを記録。1990年には4万台を超えるセールスを記録しているのだ。

メルセデス・ベンツSクラスを動揺させた初代レクサスLS(トヨタ・セルシオ)の衝撃的成功と現行LSの不振をデータから検証する

1989年に北米をターゲットにトヨタが立ち上げた高級車ブランド、それがレクサス(LEXUS)だ。そのフラッグシップが高級セダン...

あわせて読みたい

おすすめのバックナンバー

ステージごとにみっちり計測! これが本当の実燃費

ステージごとにみっちり計測! これが本当の実燃費 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ

酷道を奔り、険道を往く

酷道を奔り、険道を往く 一覧へ

ルノー・メガーヌGT長期レポート

ルノー・メガーヌGT長期レポート 一覧へ

オービス対策‼ 交通取締情報局

オービス対策‼ 交通取締情報局 一覧へ

MotorFanオリジナル自動車カタログ

自動車カタログTOPへ

MotorFan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ