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プレスデーじゃわからない! 一般来場者の声から「売れる」新型車が見えてくる! 一般来場者が「これは売れる!」と思わず叫んだのはトヨタ・ヤリス、ホンダ・フィット、スズキ・ハスラー、ダイハツ・ロッキー!【東京モーターショー2019】

  • 2019/11/12
  • 遠藤正賢
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新型トヨタ・ヤリス1.5LハイブリッドG FF車

10月25日から11月4日まで一般公開された「第46回東京モーターショー2019」。その間に取材すると、展示車両を見て「これは売れる!」と思わず叫ぶ一般来場者の声をあちこちで聞くことができた。そのクルマは、トヨタ・ヤリス、ホンダ・フィット、スズキ・ハスラー、ダイハツ・ロッキーの4台だ!

PHOTO&REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)

新型トヨタ・ヤリス1.5LハイブリッドG FF車

 2020年2月中旬発売予定のヴィッツ改め新型四代目トヨタ・ヤリスが一般公開されたのは、青海展示棟Bホールのトヨタブースではなくその向かい、今回「FUTURE EXPO」が展開されたトヨタの巨大ショールーム・メガウェブの隣にあるショッピングモール、ヴィーナスフォート。

新型トヨタ・ヤリス1.5LハイブリッドZ 4WD車

 新開発色にしてイメージカラーのコーラルクリスタルシャイン&ブラック2トーンのボディをまとった1.5L「ハイブリッドG」(中間グレード)FF車と、シアンメタリック&ブラック2トーンの1.5L「ハイブリッドZ」(上級グレード)4WD車の2台が、古いヨーロッパの城下町をイメージした屋内に展示されていた。

新型トヨタ・ヤリス1.5LハイブリッドZ 4WD車

 残念ながら車内に乗り込むことはできなかったものの、それが故に来場者の注目はエクステリアに集まることに。場所柄平日でも若いカップルが多く見られたが、女性からも「これ、格好いい!」と叫ぶ黄色い声が聞かれ、質感が大幅にアップし精悍さも増したエクステリアが男女ともに“刺さる”デザインに進化したことを裏付けていた。

FF車のリヤサスペンションはトーションビーム式
4WD車のリヤサスペンションは2リンクダブルウィッシュボーン式。中央にはE-Fourのユニットが鎮座する

 なお、両車の下回りを後ろから覗いてみると、FF車はトーションビーム式、4WD車は2リンクダブルウィッシュボーン式のサスペンションとE-Four(電気式4WDシステム)が装着されているのを確認できた。

新型ホンダ・フィット ベーシック
新型ホンダ・フィット ホーム
新型ホンダ・フィット ネス
新型ホンダ・フィット クロスター
新型ホンダ・フィット リュクス

 発売時期が同じ2020年2月ということもあり、新型ヤリスにとって最大のライバルになるであろう新型四代目ホンダ・フィットも、一般来場者の注目の的となったモデルだ。

 有明の西展示棟1ホールにブースを構えたホンダは、一般公開日になると「ベーシック」「ホーム」「ネス」「クロスター」「リュクス」の5タイプすべてを平置きし、車内にも乗り込める状態で展示。

シンプルかつ上質で機能的なデザインとなった運転席まわり。Aピラーの極細化によって拡大された前方視界も要注目点
フロアが低くフラットで、奥行き・幅ともBセグメントトップレベルのラゲッジルームは新型でも変わらず
肩口のレバーでダイブダウン(奥)、座面をチップアップしてから支持バーを押し下げて固定する(手前)「ULTR(ウルトラシート)」も健在

 シンプルかつ上質で機能的なものに生まれ変わった内外装はもちろん、初代より踏襲されているセンタータンクレイアウトと「ULTR(ウルトラシート)」がもたらす広大な室内空間やシートアレンジも、より一層進化しているのを確認できた。

リヤシートにも厚みのあるパッドを採用
面支持構造を採用したフロントシート

 その中でも多くの来場者が一様に驚きの声を上げていたのは、やはり後席の広さだろう。身長176cm・座高90cmの筆者が座るとヘッドクリアランスに余裕はないものの、ニークリアランスは25cm以上あり、シート自体のサイズやクッションの厚み・フィット感も充分以上。ワンタッチで後席全体をダイブダウンまたは座面をチップアップできる「ULTR(ウルトラシート)」も健在だった。

スズキ・ハスラーコンセプト

 ホンダと同じく有明の西展示棟1ホールにブースを構え、オフロード色を強めたドレスアップモデル以外は乗り込み可能な状態で平置きされていた、スズキの「ハスラーコンセプト」も、「これは売れる!」という声が方々で聞かれたモデルだ。

ボディ同色の三連リングが特徴的な運転席まわり。助手席側は収納になっている

 現行モデルのレトロモダンな背高軽ワゴンとSUVをクロスオーバーしたテイストを色濃く残しながらも、SUVらしさを強調したマッシブかつ機能的な内外装は男性にも大好評。

最後端で35cm、最前端でも15cmほどのニークリアランスが得られるリヤシート
ボディ同色のアクセントが入るフロントシート

 後席はヘッドクリアランスがさらに拡大されており、スライド位置を問わず筆者でも15cmほどの余裕がある。

後席を倒し、さらに助手席を最前端へスライドしヘッドレストを外したうえで倒せば、車中泊にも耐えうるフラットなフロアが生まれる
外した助手席のヘッドレストはラゲッジアンダーボックスの中へキレイに収まるよう設計されている
収納ボックスは脱着して丸洗いも可能。フロアボードは直立の状態を保持すれば長尺物の積載にも対応する

 ラゲッジルームでは、脱着して丸洗いも可能な収納ボックスがフロア下に新設されたのが大きなトピック。汚れたシューズやウェアをそのまま放り込めるほか、背の高い観葉植物なども積みやすくなった。

スズキ・ハスラーコンセプト

 説明員は「市販化できるよう頑張って準備を進めている」と強弁していたものの、これが新型二代目ハスラーそのものであり、年内にも正式発表されることは最早公然の秘密。ハスラーコンセプトを見て「これは欲しい!」と感嘆していた来場者も、市販化を確信している様子だった。

「新型コンパクトSUV」として参考出品されたダイハツ・ロッキー

 そしてもう一台の「これは売れる!」と一般来場者が太鼓判を押したクルマは、「新型コンパクトSUV」として密かに参考出品され、モーターショー閉幕直後の11月5日に正式発表されたダイハツ・ロッキー。こちらについては下記の記事で詳細をレポートしているのでご参照いただきたい。

ダイハツ「ロッキー」復活か? 大注目の「新型コンパクトSUV」に座ってみたら……小さいのに驚きの広さ!【東京モーターショー2019】

 魅力的な内外装と高い実用性を兼ね備えた、市販前提のコンパクトカーに一般来場者の注目が集まった、今回の東京モーターショー。これらのモデルが公道を走った時の実力は果たしてどうなのか? 閉幕した後もしばらくは目が離せそうにない。

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