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〈マツダ3〉屈指の美しさでブランドイメージを牽引【ひと目でわかる国産新型車の魅力】MAZDA 3 レビュー

  • 2020/03/14
  • ニューモデル速報
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撮影車両:XD PROACTIVE Touring Selection

WLTCモード燃費:20.0km/ℓ ※SEDAN XD PROACTIVE(FF車)など
月間販売台数:3555台(7月〜12月平均値)

REPORT●工藤 貴宏(KUDO Takahiro)
PHOTO●中野 幸次(NAKANO Koji)/神村 聖(KAMIMURA Satoshi)
MODEL●大須賀 あみ(OSUGA Ami)[身長163㎝]

※本稿は2020年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。

目次開く

先進安全装備(MAZDA PROACTIVE SAFETY)

ボディカラー

マツダ3の3つのポイント

エンジン&ホイール

乗降性

インパネ

メーター

前席

後席

うれしい装備

ラゲッジルーム

使い勝手撮影車両データ

〈開発者コメント〉マーケットの都合やクラス、コストなどを言い訳にしません

バイヤーズガイド

ファストバック、セダンとものに、魂動コンセプトを進化させた新たなデザインテーマが採り入れられ、生命感のあるワンモーションフォルムを実現。ボディサイドにキャラクターラインを使用せず、美しいリフレクションを生み出す面造形だ。

■FASTBACK XD PROACTIVE Touring Selection
全長×全幅×全高(㎜):4460×1795×1440
室内長×室内幅×室内高(㎜):1820×1490×1160
ホイールベース(㎜):2725
トレッド 前/後(㎜):1570/1580
車両重量(㎏):1410
エンジン形式:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
総排気量(㏄):1756
最高出力(kW[㎰]/rpm):85[116]/4000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):270[27.5]/1600-2600
燃料タンク容量(ℓ):51(軽油)
トランスミッション形式:6速AT
駆動方式:FF
サスペンション 前:ストラット 後:トーションビーム
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク 後:ディスク
最小回転半径(m):5.3
WLTCモード燃費(㎞/ℓ):19.8
タイヤ・サイズ:215/45R18
車両本体価格:291万1741円

先進安全装備(MAZDA PROACTIVE SAFETY)

マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)は、AT車の場合、全車速追従機能付(0㎞/h~高速域まで)。MT車の場合は約30㎞/h~高速域まで。

ボディカラー

※1は3万3000円高。 ※2は5万5000円高。 ※3は6万6000円高。 ★は「ファストバック」専用色。

マツダ3の3つのポイント

1.世界初のガソリン圧縮着火SKYACTIV-X
2.美しすぎる「魂動デザイン」
3.徹底された人間の思想とつくり込み

全高:1440mm 全幅:1795mm
開口高:760mm ミラー・トゥ・ミラー:2025mm
全長:4460mm 最小回転半径:5.3m

フロントノーズが長くて低い一方、リヤはふっくらとした魂感が強調され、動きのあるダイナミックなフォルムを実現。ホイールベースが長く、すらりとした印象も感じさせる。フロントノーズを低くすることで、伸びやかなプロポーションも表現されている。

エンジン&ホイール

吸気ポートやピストン形状を最適化し、高い環境性能を実現したSKYACTIV-G は、1.5ℓと2.0ℓを設定。急速多段燃焼を実現する緻密な制御を採用したクリーンディーゼルのSKYACTIV-D 1.8もラインナップ。

同じ10本スポークながら異なるデザインを採用。「15S Touri ng 」「20S」「XD」がグレーメタリック塗装となる。

乗降性

〈前席〉シート高:580〜620mm ステップ高:370mm

着座位置が低めのため乗降時の身体の動きは大きめ。注目は足元で、スピーカーをドアから排除したことでドア下部の張り出しが抑えられ、足先の動きが楽だ。

〈後席〉シート高:550mm ステップ高:370mm

前席同様に着座位置は低め。一見したところ実用性を割り切ったスポーティなスタイルに見える割にはライバルに比べて著しく乗降性が低いわけではない。

インパネ

遠近法の収束点を意味する「バニシングポイント」の考え方を強化し、センターディスプレイや3眼メーターのうち、左右メーターをドライバー側に向けるなど、運転に集中できる環境が整えられている。

メーター

すべての表示を左右対称にレイアウトした三眼メーターを採用。中央のメーターは7インチTFT液晶を使用し、各種インジケーターも中央に集中表示。

前席

昨今のハッチバックは着座位置を高めにする傾向だが、MAZDA3は低くてスポーティなポジションにも調整可能。一方でハンドルの前後調整を10㎜増やした70㎜とし、全車シート前端の角度調整機能を備えるなど調整範囲の広さも自慢だ。

後席

後席の印象はセダンとファストバックで大きく異なる。後者は頭上(後方)のクリアランスが狭く、サイドウインドウも小さめなので空間自体に問題はないが若干の閉塞感がある。シートは着座部分をえぐることで身体がブレないようになっている。

うれしい装備

ナビなどの操作は画面タッチ(タッチパネルは廃止!)ではなく、センターコンソールのコマンダーで行う。動きはより直感的になり、上面はタッチパッドを組み込むなど進化。コマンダーの右は電動式駐車ブレーキで左はオーディオだ。
後席天井が高い特徴やサイドウインドウが大きい視界的な違いもあり、セダンの方が後席の居住生は高い。
丁字路などで出会い頭の接触を防ぐシステム。左右前方の死角から接近する車両を検知し、接近状態を弟表示(画面内の矢印が点滅)で教えてくれる。
セダンのラゲッジは5ドアよりも大幅に広く、容量は450ℓ。奥行きは1mを超える。ゴルフバッグは2個、67ℓのスーツケースは3個積載可能。
エアバッグ作動時もしくは運転席頭上にあるSOSボタンを押した際は、通信機能でオペレーターが緊急車両を手配する。
走行モード切り替えスイッチは、「標準」と「SPORT」の2パターン。SPORTはアクセル操作の反応が良くなる。
ドライバーの顔の動きから疲労や眠気を検知し、休憩を促すシステム。脇見時には衝突被害軽減ブレーキの警告を早めに出す。
テールゲートに予約ドアロックスイッチがあるのは便利。ボタンを押してから閉じれば、全ドアがロックされる。

ラゲッジルーム

〈通常時〉最小幅:1010mm 奥行き:840mm
〈後席格納時〉高さ:705mm 最大奥行き:1650mm

容量は334ℓで、このクラスとしては気持ち狭め。後席を畳まないとゴルフバッグを積むことができないが、67ℓサイズのスーツケースは2個載る。背もたれを倒すだけで後席を拡大可能。本来の荷室床と倒したシート部分の間には30㎜ほどの段差が生じる。

使い勝手撮影車両データ

インテリアカラー:ブラック ※一部のカットは別グレードの車両を撮影しています。
オプション:―

〈開発者コメント〉マーケットの都合やクラス、コストなどを言い訳にしません

別府耕太[べっぷ・こうた]商品本部 主査

日本市場でもマツダ3に改名したのは、このクルマがまったくのゼロからつくり上げたクルマだからです。もう一度自分たちのやるべきことを見つめ直した“原点回帰”という意味も、そこには込められています。アーキテクチャーを切り替えるタイミングをマツダ3にするという点は、社内でも議論がありました。SUVやクロスオーバーなどのトレンドに乗った商品を先頭バッターにすべきという意見があったのも事実です。それもあって、あえてクルマのベーシックな部分で勝負する“すっぴんのクルマ”で、新世代商品とはどんなものか……をお客様にお伝えしようと考えました。“めっちゃ美味しい卵かけご飯”みたいな。

バイヤーズガイド

パワートレーン的にはドライバビリティに優れるスカイアクティブ-Xがオススメ。マイルドハイブリッドを搭載することもあってノーズまわりが重くなるのが、ハンドリング的にデメリットだが、先読み制御も取り入れた4WDならばオンロードのハンドリングも軽快になる。装備の充実も考えると「X PROACTIV Touring Selection」あたりがいい選択肢だ。

MAZDA3 SEDAN
MAZDA3 FASTBACK SKYACTIV-X

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MAZDA3の詳しい情報は、ニューモデル速報 第585弾「マツダ MAZDA3のすべて」をご覧ください。(2019年7月16日発売500円+税)

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