【最新ドラレコインプレ】昼夜を問わず鮮明な映像を記録する2カメラ機セルスター CS-91FH 【CAR MONO図鑑】

2020/06/18
浜先秀彰

パソコン向け専用ビュワーソフトを利用すれば2つのカメラの映像とともにGセンサーやGPSに基づく情報も見られる。

車両前後をフルHD画質で捉えられるうえに「ナイトビジョンVer.3」搭載で夜間も鮮明な映像記録を実現。安全運転サポート機能も充実している。

REPORT●浜先秀彰（HAMASAKI Hideaki）

問い合わせ：セルスター工業
電話：0570-006867

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セルスターCS-91FH……オープン価格

本体の背面には2,4型タッチパネル式ディスプレイを搭載。見やすさと使いやすさを両立する。

　CS-91FHはカメラを内蔵した本体と別体の小型カメラを組み合わせた２カメラモデル。現在市場の中心となっているスタイルで、車両前後の状況を同時に捉えられる。あおり運転や追突などにも対応できる安心感の高い仕様だ。

　しかも２つのカメラは200万画素のフルHD画質で、セルスター独自の「ナイトビジョンVer.3」を搭載。これにはSTARVIS IMX327という監視カメラ用の超高感度センサーが使われており、夜間も明るく鮮明な映像記録が可能だ。

　画質の良さはフルHDモデルとしては間違いなく業界トップレベル。下の写真を見てわかるように昼間の映像はすみずみまでクッキリとしていてクリア。夜間の映像についても自慢の高感度性能が威力を発揮し、ヘッドライトや街頭の灯りが及ばない路肩や歩道までもはっきりと状況の確認が行える。

　そして操作性の高さも大きな魅力。背面には視認性に優れた大型の2.4型タッチパネルディスプレイを搭載し、記録映像の再生や各種の設定を直感的な操作でできる。メニューがわかりやすい上に表示される文字サイズが大きいなどとても親切な作りなので機械が苦手な人でも安心だ。

　ほかにも安全性を向上させる機能が満載されており、後方車両の接近を検知する運転支援機能や、速度取締機をはじめとしたドライバーが注意すべきポイントがわかるGPSお知らせ機能などを搭載。ドライブ中には次々と音声や表示で案内をしてくれる。準天頂衛星・みちびきから災危通報を取得し、表示や音声で知らせてくれる機能も備えている。

　オプションを追加すれば駐車監視を行うパーキングモードを利用できたり、同社製レーダー探知機と連携するなどユーザーの使い方に合わせてシステム拡張がOKだ。

　なお同社製のドライブレコーダーは自社工場の日本生産で、3年間の長期保証付き。信頼性の高さも見逃せない。

■GPS：搭載
■Gセンサー：搭載
■ディスプレイ：2.4型（タッチパネル）
■最大記録解像度：フロントカメラ、リヤカメラとも1920×1080（フルHD)
■最大記録画角：フロントカメラ水平119°／垂直62°／対角147°・リヤカメラ水平114°／垂直61°／対角141°