スタイルとダウンフォースを両立!

速さを知る現場発のエアロパーツ

本当に速いチューンドカーには、独特のオーラがある。決して派手ではないのに、強烈な存在感を放つ…。RSパンテーラが手掛けたGR86は、まさにそんな空気感を纏った1台だ。

ターボ化によって465psまで高められたパワーユニットや、その大出力を受け止めるために換装されたZ34用ミッションなど見どころは多いが、今回注目したいのは、富士スピードウェイで徹底的なテストを繰り返して開発されたオリジナルエアロパーツである。

今回リリースされたのは、フロントリップスポイラーとGTウイングの2アイテム。そのどちらも、単なるドレスアップではなく、実戦投入を前提としたリアルスポーツ仕様だ。

まずフロントリップスポイラー(4万2900円〜10万7800円)は、GR86本来の美しいフォルムを崩さない自然なデザインが特徴。純正バンパー下端のラインをそのまま延長したような造形とすることで、後付け感のない一体感を実現している。

取り付け部には3Dスキャンによるリバースエンジニアリング技術を採用。ボディとの高精度なフィッティングを可能とし、装着時の完成度を高めた。また、バンパーを脱着せずに装着できる点も大きな魅力だ。

素材はFRPとカーボンの2種類を設定。FRP仕様には塗装済みモデル(ホワイト/ブラック/艶ありブラック)も用意され、幅広いニーズに対応している。

一方のGTウイングは、全幅1650mmの車検対応サイズながら、本格的な空力性能を追求した設計が特徴。トランク後端へオフセット配置することで、ルーフから流れてくる気流を効率よく捉え、高いダウンフォース効果を発揮する。

アルミ削り出しの専用ステーには大胆な肉抜き加工を施し、軽量化と高剛性を両立。ウイング本体はFRPとカーボンを設定し、ステー形状も穴あきタイプ(ブラックアルマイト)とフラットタイプ(プレーン)から選択可能となっている。

そして何より、このエアロパーツの説得力を高めているのが、その実績だ。富士スピードウェイで1分53秒フラットを記録するRSパンテーラのGR86を支えているのが、このフロントリップスポイラーとGTウイングなのである。

スタイルだけでは終わらない。速さを知る現場が生み出した機能美エアロは、GR86のポテンシャルをさらに引き上げる存在と言えるだろう。

●取材協力:RSパンテーラ(佐藤商会)  静岡県富士宮市北山5220-2 TEL:0544-58-4837

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