レッグシールドとボトムリンク式フロントフォークを残しながら、極低ローダウンでアメリカンテイストを表現。リトルカブの面影を色濃く残した絶妙なカスタムだ。

カブらしさを残しながらハーレー風にアレンジ

カスタムする中でオーナーの山崎さんがこだわったのは、レッグシールドとボトムリンクのフロントフォークを残すこと。カブのアイデンティティを大切にしつつ、明らかにハーレーっぽく見せるテクニックが秀逸だ。

フロントウインカーのレンズはなんと自作。純正レンズに市販レンズを加工して組み合わせ、継ぎ目をメッキリングで隠している。

そのポイントは細部の装飾パーツで、前後のウインカーや自作のフェンダーガード&グラブバーでオリジナリティをアップ。四輪用のホワイトリボンをリムに挟んで接着するなど、地道な努力がディテールアップに貢献している。磨き込んだリムの輝きも情熱の賜物だ。

フィッシュテール2本出しと極低スタイルが見どころ

ルックス重視の2本出しマフラーも大きな見どころ。独特なエンド形状のフィッシュテールはハーレー用を流用している。

ちなみに左側マフラーはダミーで、エキパイの根元は未接続。清々しいほど割り切った作りだが、その潔さも含めてこの車両の魅力といえる。

フロントフォークはスプリングを抜き、フルボトム状態でリジッド化。OKD製リヤショックで約80mmローダウンし、極限まで低く構えたシルエットを実現している。

カブらしさを残しながら、誰が見てもアメリカンな雰囲気を感じさせる絶妙なバランス。シンプルな構成ながら強いインパクトを放つ一台だ。

ディテールチェック

淡いブルーのボディとホワイトリボンタイヤ、クロームパーツを組み合わせた爽やかなコーディネート。低く構えたスタイルがフィッシュテールマフラーの存在感を引き立てている。
リアフェンダーやグラブバー、各部のメッキパーツまで丁寧に作り込み。チョロスタイルを意識しながらも、カブらしさをしっかり残しているのがポイントだ。
OKD製リヤショックで約80mmローダウンを実現。リヤウインカーはハーレー用社外品を流用し、小加工でスマートに装着した。
シートは細身のロングタイプでカスタム。リア周りにはワンオフのグラブバーを装着し、シンプルながら存在感のあるスタイルに仕上げている。

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.14」
■日時:2023年5月4日(木・祝)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)

こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!


【モトチャンプ】