フルノーマルのビートが登場したので、ビートについて触れておこう。1983年の第25回東京モーターショーでF16サンダーバーズ風カラーで参考出品されたマシン。高感度スクーティングスポーツスクーターとして若者にアピールしたビート。世界初の50 cc水冷スクーターで、排気デバイスのV-TACSを装備。ステップ左側の謎のペダルは「加速装置?」「ターボ?」などと噂になっていた。デュアルヘッドライトや2輪で初となるMFバッテリーを搭載し、最高出力は7.2馬力。世界初新機構搭載の未来戦略車両という位置付けだった。オイル式テレスコピックフロントフォークにはスタビライザーも装備されており、スピードメーター、タコメーター、水温計、燃料計の4メーターも装備。ビートのきいたスーパーカーのようなSFチックなスタイリングや追加色のホワイトなども魅力的で注目を集めたが、15万9000円という当時では高額な価格設定のため、当時の若者にはなかなか手の出ない存在だった。
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