語り合うのはこの2人!
膝スリだって阿部ちゃんだって、みんなジョグで大きくなった!
──ソリマチです。キリッ!
津田:いいから。いらないから。
──タカシです。キラッ!
津田:そういうのいらないから。
編集部(以下、編):まあまあ。それよりみなさん、カタログの表紙をよーく見てください。
津田:俗に言う「3YK」のジョグだね。背景もバイクも真っ黒けでなんだか見にくいけれど。
編:バイクじゃなくて、その黒すぎる「背景」の方を注視してください。だから、モデル軍団のほう!(笑)
──まあまあ。いちばん左が『ビーチボーイズ』『GTO』の反町隆くんで、その他は見たことあるような、ないような……。
編:でもじつは、あの超有名人がその中にいるんです!
──もしかして……。
編:はい、宮崎さん! ボケ無しで!
──左から3番目、もしかして阿部ちゃん?

編:正解! なんとあの阿部テルマエ寛さんです!
津田:知ってるがなー。
──え? 津田さん知ってた?
津田:うん。ジャニーズを辞めてモデル活動をしていた反町くんのルックスは変わってないけれど、でも阿部ちゃんはぜんぜん分からないよね。名前を言われても「ホントに本人?」って感じピンとこない……それにしてもデカいなあ(笑)。

──現在の風格、濃さがまるでなくて別人みたいですね。右端の女性モデルさんはよく見かけたような。
津田:でも名前が思い出せない……。
──それが五十路。
津田:うるせ。ジョグに戻る。この3YKのジョグの前期のモデルがメットインジョグと呼ばれた3KJだ。
──ぜんぜん分かりません。
津田:おさらいしよう。83年発売の初代ジョグ、通称ペリカンが27V。87年発売の2代目が2JA/3CP。初代と2代目はけっこう似ている。89年発売の3代目が3KJ/3RYで、これは「メットインジョグ」を謳って大ヒット。Z編集部サンタサンの童貞切りバイクでもある。


──ふむふむ。
津田:さらに91年発売の今回ピックアップするジョグが、4代目の3YJ/3YKってこと! 3YJのキャッチは「ネクストゾーン」。まあ、何代目って言い方にはユーザー側とメーカー側で少し誤差があるのは確か。
──やっぱり分かりません。
津田:マニアにとっては初歩だよ。その後アプリオやリモコン、BJなどを経て2008年に2ストエンジンのジョグは終売。前後して07年から4ストローク化を果たしたニュージョグが発売されるんだけど、20年現在ではホンダ製OEMにまで身をやつし……。
──時代は〜♪
編:JASRACはセーフです。
津田:2ストのジョグについて話を進めると、初・2代目の第一世代が通称「縦型エンジン」を、3・4代目の第二世代が通称「横型エンジン」を搭載している。5代目からは排ガス規制でパワーダウンを余儀なくされたんだ。だから横型エンジンは今でも人気があるんだよ。
──乗り味はどんなでしたか?
津田:スポーツスクーターとしては申し分なかったな。とくに上級仕様のジョグZシリーズには、求めるものはたいがい備わっていた。よく憶えているのはやたらポンポンとウイリーしやすかったってこと。ガソリンタンクが後方にあるので、フロントアップの状態がキープしやすいんだ。当時ライバルだったホンダ・ディオじゃあそうはいかない。
──10代の味方ですね! スポーツスクーターの原点を感じるし、ジョグから中型や大型のスポーツバイクにステップアップしたライダーもたくさんいたんだろうな。
津田:速くて、リーズナブルで、軽くて、オシャレ。4拍子揃っていたね。ジョグはミニサーキットでもひときわ輝いていたよ。同じヤマハのチャンプやエクセルなど多くの兄弟車との間でパーツ互換性が高かったから、流用が効いて維持がしやすかった。

──あの頃の反町くんも、キラキラしてたもんなあ。
編:やめなさいって。
津田:君にもキラっていたモテ期みたいなのはあったの?
編:やめてくださいって。
──今回はジョグということで、3代目のテレビCM(91年)で挿入歌として使われていた川越美和さんの『涙くんさよなら』を歌いながらフィナーレしたいと思います。さあ、みなさんごいっしょに〜♪
津田:「涙くんさよなら〜♪」
一同 津田さん、歌うんだ(笑)

