業界人コラム わずか100mちょっと!? 救難飛行艇US-2の驚異的な短距離離着水能力の理由とは?【写真・1枚目】 江田島の第1術科学校が主催する「春のつどい」において、昨年に引き続き救難飛行艇US-2の離着水展示が行われ、その驚くべき能力を来場者に示した。なお、写真は一部昨年のものを掲載する(写真/鈴崎利治) 江田島は旧海軍時代には海軍兵学校が置かれ、当時の建物がそのままに残されている。戦後は、海上自衛隊の幹部候補生学校や第1術科学校が置かれ、引き続き教育の場となっている。写真は旧海軍兵学校生徒館、現在の幹部候補生学校(写真/綾部剛之) 着水するUS-2。このときパイロットは機首を水面に対して6.5度に維持するという。これにより、機体の後部が水面に対して水平となるそうだ(写真/鈴崎利治) 水面では4発のエンジンの出力を調整し、移動や方向転換、停止を行なう。動かない地面と違ってその場で停止するにもテクニックが必要なのだという(写真/鈴崎利治) わずかな距離で離水し、来場者を驚かせるUS-2。「春のつどい」では2年連続でUS-2の離着水展示が行なわれたが、来年も実施されるかは、現在のところ未定とのこと。ぜひ、来年も実施してもらいたいところだ(写真/鈴崎利治) この画像の記事を読む