デアゴスティーニから、1/8スケールの週刊『Honda NSX』刊行開始!【PR】

ビッグスケールのデアゴスティーニに、待望の週刊『Honda NSX』登場!

デアゴスティーニ、週刊『Honda NSX』
週刊『Honda NSX』の創刊号から第3号のパッケージ。
20世紀末、自動車大国ニッポンの最後のピースである「スーパースポーツ」枠を埋めたのが、今だ語り草になっているHonda NSXの登場だった。後世のスーパースポーツモデルに多大な影響を与えたNSXは、21世紀初頭に先進のハイブリッドシステムを採用した2代目として復活。その雄姿を1/8のビッグスケールで再現するデアゴスティーニの週刊『Honda NSX』がついに登場した。精緻なディティールと魅力的なギミックを備えたデアゴスティーニのHonda NSXに、1年間に及ぶ実車の長期レポートを行ってきたGENROQ編集長が迫る。

精巧なスケールモデルをリリースするデアゴスティーニの最新作

パートワークでおなじみ、デアゴスティーニ・ジャパンのビッグスケールの組み立て式キットモデルは、大人のホビーとしてすっかり定着した。これまでにクルマに関わるものだけでもトヨタ 2000GTやマツダ コスモスポーツ、ニッサン スカイラインGT-R、フォード GT40、ランボルギーニ カウンタック LP500Sなどの名車から、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンデロリアン、『ナイトライダー』のナイト2000といった劇中車まで、様々なキットをリリースしてきた。

いずれも1/8から1/10スケールの大型キットなので完成すると全長は40~60cm前後にもなり、金属製のボディはずっしりと重量がある。組み立てる楽しさはもちろんのこと、この大きさなので完成後はまるで実車を手に入れたかのような気分になれるのが大きな魅力だ。

21世紀の名車・Honda NSXをモデルアップ

そのデアゴスティーニから発売された最新作がHonda NSXだ。NSXについては今さら説明の必要もないだろう。初代は世界初のオールアルミボディや徹底的にチューンされたV型6気筒NAエンジンをミッドに横置き搭載して1990年に発売。日本を代表するスーパーカーとして進化を繰り返しながら2005年まで生産された。

2代目となる現行型は2017年に登場。初代と同じくオールアルミ製ボディで、V型6気筒ツインターボエンジンはミッドに縦置き搭載。そしてトランスミッションとの間に1基、さらにフロント左右輪にそれぞれ1基の計3基の電動モーターを搭載した初の本格ハイブリッドスポーツとして世界の注目を集めた。

GENROQ本誌でもその高性能を検証するべく、2019年7月号から2020年7月号まで、1年間に渡る長期テストを敢行。その結果、速さだけでなくモーターによるトルクベクタリングが生む抜群のハンドリング性能、さらに日常の使用もこなせる快適性と実用性、ハイブリッドによる高い経済性など、まさに新時代のスーパーカーの姿を我々に見せてくれた。

2019年モデルを細部にわたって忠実に再現

デアゴスティーニはこの現行型Honda NSXの2019年モデルを忠実に再現。ボディカラーは2019イヤーモデルで新たに設定されたサーマルオレンジ・パールで、深みのある色合いや光沢も実車そのままだ。1/8スケールで完成品の大きさは全長約56cm、全幅約24cm、全高約15cmという堂々たるもの。本田技研工業の全面協力のもと、提供された実物の3Dデータからダイナミックかつ繊細なラインがそのまま再現されており、完成品を目の前にすると今すぐに乗り込んで走り出したくなるような気分にさえなってしまう。

フロントの大型ダクトやフローティングスタイルのリヤピラーなどの繊細なラインもしっかりと作り込まれており、リヤのディフューザーやカーボンセラミックのブレーキローターに大型のキャリパー、またタイヤもコンチネンタルタイヤの協力を得てスポーツコンタクト6のパターンが忠実に再現されている。このように細部までリアルに作り込んであるのは、ビッグスケールモデルでしか味わえない魅力だ。

前後LEDライトの点灯やエンジンサウンドも再生

ドアノブを引いてドアを開けると、シートやインパネは形状だけでなく表面の素材の質感さえも実車をそのまま小さくしたような雰囲気。リヤハッチやフロントボンネットなども全て開閉可能で、心臓部であるV6エンジンやフロントのサブフレームやサスペンション周りなど、なかなか目にすることができない部分も忠実に再現されている。

ビッグスケールモデルに欠かせないギミックも満載。LEDによりヘッドライトやテールライト、ウインカー、メーターも実際に点灯する。また実車からサンプリングしたイグニッション音やアイドリング音などを聞くことが可能なのだが、「Quiet」「Sport」「Sport +」「Track」というHonda NSXの4種類の走行モードに合わせた走行音を聞くことができるから、リアルにドライブしている気分が味わえそうだ。これらのギミックを操作するリモコンがまた凝っていて、Honda NSXのセンターコンソールを模したデザインとなっているのが面白い。またブレーキランプはブレーキペダルと、エンジン音はアクセルペダルとも連動しているなど、ちょっとした遊び心も所有する満足度を高めてくれる。

NSXはもちろんブランドヒストリーや歴代名車も網羅

週刊『Honda NSX』では、1:All About NSX[NSXを知る]/2:Honda Heritage Gallery[ギャラリー]/3:Assembly Guide[NSXを組み立てる]/4:Honda Racing Topics[レース]の全4章で構成され、初代を含むNSXの詳細やHondaの歴代スポーツカー及びレース活動など、NSXはもちろんのことHondaのスポーツカーやレースに関する話題が盛り沢山だ。かなり詳しい人でも初めて知ることがかなりあるはずで、NSXとHondaファンなら永久保存版の資料となるだろう。

シリーズは全110号で完成となり、価格は創刊号が490円、第2号以降は1790円。創刊号にはオリジナル映像で構成されたDVDが付属し、また創刊号から15号まで購読するとオリジナルツールボックスとスペックプレートがプレゼントされる。組み立ては創刊号に付属するドライバー1本で事足り、手順はマガジンと動画で詳しく解説してくれるから模型作りに自信がなくても大丈夫。またデアゴスティーニのモデルは完成したら見えなくなってしまうような部分も丁寧に再現されているのが特徴であり、組み立てることで実車の構造がよく理解できるし、自分が実際にクルマを作っているような気分も味わえるに違いない。

全体のフォルムから細部に至るまでの精緻な作り、そして凝りに凝った数々のギミックなど、このモデルからはビッグスケールモデルの老舗デアゴスティーニの実力を感じることができる。本物はなかなか買えないという人は夢を実現した気分になり、また本物のオーナーであっても新たな発見を得られるなど、一生モノのコレクションになるはずだ。

TEXT/永田元輔(Gensuke NAGATA)
PHOTO/降旗俊明(Toshiaki FURIHATA)、デアゴスティーニ・ジャパン

※商品写真及びパッケージはすべて発売前のサンプルのため、実際の商品とは異なる場合があります。ご了承ください。

デアゴスティーニ、週刊『Honda NSX』

週刊『Honda NSX』

  • 価格:創刊号特別価格 490円(税込)/第2号以降通常価格 1790円(税込)
  • 創刊日:2021年8月17日(火)※一部地域により異なります
  • 刊行周期:週刊
  • 刊行号数:全110号(予定)
  • 仕様:A4変形判/全12ページ(表周り含む)
  • 商品HP:https://deagostini.jp/sn/hns/genroq/

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著者プロフィール

永田元輔 近影

永田元輔

『GENROQ』編集長。愛車は993型ポルシェ911。