洗車用品選びのスタートライン! カーシャンプーはこうやって選べ!【CarGoodsMagazine】の購買指針2023・カーシャンプー編

ボディに付着した汚れを落とすカーシャンプーは、洗車の基本の「キ」の字。ここで汚れをしっかりと落とさなければ、ワックスやコーティングが本来の性能を発揮できないのだ。そこでカーシャンプー選びが重要になるというわけ。『スマートミスト』から新たにラインアップされる4つのシャンプーをサンプルに、その効果と最適な使用シーンをご紹介してみよう。

ファーストステップはシャンプーの種類を把握しよう!

■スタンダードシャンプー
最も基本といえるのが『スタンダードシャンプー』。その名の通り通常の汚れ落としに最適なオールマイティタイプだ。流水で発生するクリーミーな泡は、ボディ表面に付着する汚れを優しく洗い上げてくれるため、比較的汚れが軽度なクルマにピッタリ。ボディ表面のキズつきなども防いでくれるのが特徴だ。


■水アカ専用シャンプー
長期間洗車を怠っていた場合などは、水アカなどのダメージが蓄積されてしまっている。そんな基本的な泡洗車だけでは対処できないような汚れには『水アカ専用シャンプー』が最適。界面活性剤とともに超微粒子コンパウンドを配合するため、しつこい水アカや古いコーティングもキッチリとリセットしてくれるのだ。

カーシャンプーはボディに付着した汚れを落とすだけでなく、水アカなどの頑固にこびりついた汚れに対応するものなどバリエーションも豊富に揃っている。左からスマートミスト『スタンダードシャンプー(実勢価格:550円前後/税込)』、『水アカ専用シャンプー(実勢価格:600円前後/税込)』、『ワックスインシャンプー(実勢価格:700円前後/税込)』、『コーティング車専用(実勢価格:750円前後/税込)』

■コーティング車専用
汚れのリセットだけでなく、カーシャンプーの中にはコーティングとの親和性を重視するモデルもある。特にプロ施工のコーティングを行なっている場合は、『コーティング車専用』を選ぶのがベスト。マイルドな洗い上がりは、表面の汚れをサッパリと落としてくれ、コーティング被膜もしっかりと保護する優れものといえるだろう。


■ワックスインシャンプー
また、汚れ落としと同時にワックス効果が得られる『ワックスインシャンプー』も見逃してはいけない。洗い上げた段階で撥水効果が得られるため、拭き取り仕上げも簡単に行えるのも大きなメリットだ。もちろん通常のシャンプー洗車と比べてもワックス効果が得られるだけに、光沢感もアップしている。

惜しまず使え! しかし使用量は守る! 完璧な洗車を実現する方法

スタンダードシャンプーとコーティング車専用は濃縮タイプのため、水で希釈してシャンプー液を泡立てて使用する通常タイプ。そのためコストパフォーマンスに優れ、表面に付着した砂埃などの汚れをサッと落とすのに最適といえるだろう。

洗車の基本はシャンプーの泡で優しく洗い上げること。カーシャンプーにはバケツで希釈しながら泡を作るか、スポンジに直接とって泡を作るかなどの違いもある。

対して水アカ専用シャンプーとワックスインシャンプーは原液タイプのため、スポンジに直接取り出したら揉み込んで泡を作り上げて使用する。こちらも洗浄力は十分なのだが、泡が少なくなってきたらシャンプーを追加しなければならないため若干手間がかかってしまうのは難点。とはいっても十分な効果を求めるなら、この手間を惜しんではいけないというわけだ。

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