ボルボが新型電気自動車「C40リチャージ」のオンライン販売を開始!

ボルボ・カー・ジャパンは1月20日、ボルボとして日本初導入となる電気自動車「C40リチャージ」の販売開始に合わせて、オンライン販売を開始した。ボルボ・カーズでは、グローバルで電気自動車(BEV)の販売はオンライン販売で行なうと表明しており、既に欧州をはじめ、各国で始まっている。

いつでも好きな場所から好きな時間に、購入希望車の仕様の選定から、見積もり、購入リクエストまでできる

オンライン販売の導入は変化する顧客のニーズに応えるもので、ボルボの公式サイト上で、いつでも好きな場所から好きな時間に、購入希望車の仕様の選定から、見積もり、購入リクエストまで行うことができる。購入希望者はサイト上で車両のカラーやオプション等を選択し、金額を確認したうえで購入リクエストを送るという流れになる。最終的な購入契約は、購入者自身が選択したディーラーで行う。

●ボルボC40リチャージのオンライン販売サイト

同社はオンライン販売の導入に合わせて、ボルボ・カスタマーリレーションセンター(CRC)を新設。CRCは9時から21時まで、年中無休で問い合わせに応じ、オンラインでの購入体験をサポートする。また、下取り車の査定や購入契約、登録や納車等ディーラーで行われる、いわゆるオフラインの購入体験がスムーズに行われるようサポートする。

オンラインでのやり取りに不慣れな方、あるいはディーラーでの購入体験を希望する方は、ディーラーを訪問し、今回のオンライン販売開始に合わせ、新たに各店舗に配置されたEVおよびオンライン販売をサポートするEVオンラインアドバイザーとともにサイトにアクセスし、購入リクエストを行うことができる。

2021年11月に発表されたC40リチャージは、日本導入を記念し、100台限定のサブスクリプション・キャンペーンを行い、応募者は575件に達した。ボルボオーナー以外の応募者が6割を超え、クルマを保有していない方の応募が1割に達するなど、今までのボルボの顧客層と異なる方々の興味、関心を集めた。なお、サブスクリプション・キャンペーン当選者への納車は今年4月から順次行われる予定だ。

C40リチャージは、クーペとSUVが融合したスタイリッシュなデザインに加えて、前後にモーターを搭載したAWD車で、78kWのバッテリーを搭載し、一充電走行距離は485km(WLTCモード)をマークする。また、ボルボとして初めて完全なレザー(本革)フリーインテリアを実現し、リサイクル素材を積極的に採用している。

ボルボ・カーズでは2030年までに新車販売の100%を電気自動車にすることを目標としており、日本でも2025年に新車販売の35%、約9000台の電気自動車を販売する計画。これはつまり、2025年に新車販売の35%をオンライン販売に移行するということになる。

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