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  • 2017/11/06
  • MotorFan編集部

ルノーと東風汽車の合併会社、「DRAC ビジョン 2022」戦略を発表

SUVを中心とした9モデルの現地モデル(うち3モデルはEV)を発売!

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ルノー取締役会長兼CEOのカルロス・ゴーン
ルノーと東風汽車との合併会社である東風雷诺汽車(Dongfeng Renault Automotive Company,以下DRAC)は2022年までに年間販売台数を40万台に伸ばすことを目指すと10月31日に中国武漢市でのメディア説明会で発表した。

ルノーと東風汽車との合併会社である東風雷诺汽車公司(以下DRAC)は武漢市でのメディア向け説明会において「DRAC ビジョン2022」戦略を発表。それによると、DRACは2022までにSUVを中心とした9つの現地モデル(うち電気自動車3モデル)で40万台の販売を目指す。同時にディーラーネットワークも400店舗拡大、高い品質と顧客満足度を目指すという。

DRACは過去4年間において当初の目標を十分達成しており、次の5年に目を向けている。大手合同ベンチャー企業としての新たなスタートを切り、完全なバリューチェーン機構の構築を目指す。

DRACの武漢工場

メディア向け説明会でルノー取締役会長兼CEOのカルロス・ゴーンは
「我々は中国を世界最大の自動車市場であり、未来のモビリティにおける世界的なトレンドセッターであると認識している。中期ビジョンである“Drive the Future”のもと、ルノーグループの成長のために優先戦略として盛り込んだのはそのためだ。東風グループと共に、我々には中国市場におけるDRAC の持続的な発展をサポートするためのリソースや技術を持っている」
と述べた。

東風汽車総支配人の李紹燭(Li Shaozhu)は
「現在の市場トレンドについての十分な知識と顧客のニーズに応えたいという強い意志のもと、そして株主の我々DRACに対する期待と信用のもとで、この『DRACビジョン2022』はある。東風、ルノー、日産が合わさり、DRACが革新的な開発を進められるよう全力で後押ししたい」
とコメントした。

DRACの武漢工場

以下、公開内容

「DRAC ビジョン2022」は2022年までに以下を達成することを目標とする:
• SUVを中心とした9つの現地モデル(うち3モデルは電気自動車)の販売のもと、年間販売台数を40万台に伸ばす。
• ディーラーネットワークを400店舗分拡大。
• 品質及び顧客満足度がトップであると認識されるようになる。

DRACは次の発展段階に入る。
DRACの次の発展は4本の柱をメインとする: ブランド及び商品の開発。販売及びマーケティングの向上。品質の保証。そして中国における市場拡大。

ブランド及び商品の開発
DRAC はラインアップの充実化を図る。2022年までに、DRACは電気自動車3モデルを含む9つの現地モデルを販売する。より高性能化した内燃機関及び新型の電気自動車モデルの投入により、特にSUVの充実化を図る。DRACは積極的にルノーの最新技術をEVや自動運転、コネクティビティに応用し、特に中国の若者世代に強く見られる最新技術を求める声に応えるようにする。

今年の上海モーターショーでのプレスカンファレンス
生産されるカジャー

販売及びマーケティング
DRACの力強い発展は高品質で持続可能なディーラーネットワークにもとづいている。科学的且つ合理的な成長プランのもと、DRACは2022年までに400店以上のディーラーを持つことになる。DRACは持続可能な発展と投資家たちに多くのディーラーを育ててもらうため、多様なネットワークモデルを提供する。そしてこのネットワークの更なる拡大のもと、ルノーは中国全土で認識されるようなブランドになることを目指す。

品質
2022年までにDRACは品質及び顧客満足度においてマーケットリーダーに立てるような合同ベンチャーブランドを目指す。2017年初頭、ルノー及びDRACはオートホーム(Auto home)誌に掲載された「現地生産をしている海外ブランド車の新車品質ランキング」及び「現地生産をしている海外ブランド車の生産工場品質ランキング」においてそれぞれトップを飾った。9月にはJ.D.パワー顧客満足度調査専門機関が掲載した「2017年の中国車信頼性ランキング」の中型SUV部門においてルノー車が3位、DRACのカジャーが2位にランクインした。この結果は我々の力強い発展を更に後押しするものになる。DRACは今後も品質の向上を目指し、中国のユーザーに対し最高の販売と満足度をもたらせるようにする。同時に、DRACはルノーの世界スタンダードをもって、車の開発・製造ができるようにする。

中国市場拡大を追い求める
DRACは臨機応変であり続ける。中国市場を常に意識した商品開発を続け、90%以上の現地生産を続ける。同時に、EVやコネクティビティなどの技術開発の能力を上げ、武漢市のプラントをルノー・日産・三菱の三社アライアンスにおける最高クラスのものに仕上げる。加えて、この東風・日産・ルノーグループの“黄金の三角形”がDRACの最新技術を開発できるポテンシャルを引き出せるようになるだろう。
DRACのCEO及びルノーグループアジア太平洋部門チェアマンであるフランソワ・プロボストは
「この4年間、DRACはまさしくバリューチェーンな企業に成長した。2500人の従業員やディーラーやサプライヤーのサポートのおかげだ。この2022ビジョンのもと、我々はルノーブランドの独自性を駆使しSUVと電気自動車を中心とした持続可能な発展ができるようになる」
とコメントした。

こちらは新型コレオス

DRAC発展の“第一段階”の達成
DRACは早くもバリューチェーンすべてを網羅する一大合同ベンチャーに成長した。多様な国籍や文化を持った2500人ものすばらしいスタッフを雇えた。2年以下の短い期間でDRACは武漢市で新たな生産工場を建て、カジャーと新型コレオスの2モデルの現地生産を始めた。これはまさしく、急速に発展するSUV市場を狙ったわが社の製品戦略の現れである。DRACの“ワン・チーム、ワン・ボイス、ワン・アクション”の理念はわが社の機動力をまさしく現すものとなった。2017年の10月末までには現地のカジャーと新型コレオスの販売台数は6万を超え、年間目標を2カ月も早く達成することになる。

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