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ボルボV60のメカニズムを徹底評価!堅実と先進の両立を果たしたステーションワゴン[1/3]

  • 2019/02/17
  • ニューモデル速報
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新型V60はボルボ新世代の設計プラットフォーム・SPAを用いて設えられた。プラグインハイブリッドという先進性は一部グレードに含まれるものの、安全性、運動性、操縦性といったクルマの根源にかかわるポイントについては同社の知見を活かし、きわめて順当で確実な造りを重ねている。特筆すべきは、静粛性や安定性と両立したこと。 ボルボの良心を体現するかのような技術的なトピックの数々をご紹介しよう。

ボルボ各モデルとの寸法比較

新型V60:全長4760mm 全幅1850mm 全高1435mm

新型が登場すると大抵は大型化するところ、ボルボはV60の刷新に当たり全幅を縮小させ日常の使い勝手を高めた。その実現には日本からの要望が影響している。全高を低めSUVと差別化しているのも特徴。

二代目V70:全長4720mm 全幅1815mm 全高1470mm
三代目V70:全長4825mm 全幅1890mm 全高1545mm
先代V60:全長4635mm 全幅1865mm 全高1480mm
V90:全長4935mm 全幅1890mm 全高1475mm

コックピットの視界性能

シートハイトの調整幅が大きく、ボンネットの見切りがいい。角度が立ち、細く見える構造のAピラーとも相まって、車両感覚がつかみやすい印象。サイドミラーはドアマウントとし、死角を極少に抑える。

新世代プラットフォーム

SPAと称する設計モジュールは、パワートレインや懸架装置、衝突性能などを共通化、パッケージングや車両内外装などの要件はフレキシブルとすることで効率的な設計を可能とする。SPAを用いることで先代V60に対してフロントホイールハウスを前進、FRのようなスタイリングを得た。

ラゲッジスペースとトノカバー

リヤドア開口部と荷室側壁は直線形状で、荷物の搬入出に優れる。開口部は高張力鋼を用いることで剛性確保に努めた。トノカバーは載せ降ろしの際に、レールに沿って斜め上方に止めておくことが可能。

V60のボディ部材構成、XC60との比較

V60
XC60

左に示すのがV60、比較として先行したXC60のボディ構造を右に示す。両者 ともにホットスタンプを用いる極超高張力鋼板(赤)をABCピラーやサイドシルなど、多くの部位に用いる。通常この部材はBピラーとサイドシル、バンパービームへの採用にとどまることが多く、これだけの広範囲に渡るのはボルボの特長といえるだろう。そのバンパービームはアルミ部材とし、あわせてフロントサスタワーもキャストアルミとした。強度と剛性を形状の工夫で両立できる近年のトレンド技術である。

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