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独自リソースをブラッシュアップ 日産セレナe-POWERのメカニズムを徹底解説!

  • 2019/08/04
  • ニューモデル速報
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各部に最新の知見が投入されたe-POWER

エンジン、バッテリー、インバーター等のハード面と各種制御や冷却など、システム全体を統合的に仕様変更することで、出力性能と燃費性能がレベルアップした。

HR12DE直列3気筒エンジンを高出力化

コンベンショナルなガソリンエンジンとしての設定もあるHR12DE エンジンだが、発電用に最適化するため高圧縮比化とミラーサイクルが採用されている。さらにセレナ用としてノートよりも5㎰高出力とされた。

エンジン型式:HR12DE
排気量(㏄):1198
種類・気筒数:直列3気筒
弁機構:DOHC 12バルブ
ボア×ストローク(㎜):78.0×86.3
圧縮比:12.0
最高出力(kW[㎰]/rpm):62[84]/6000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):103[10.5]/3200-5200
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):55
モーター型式:EM57
最高出力(kW[㎰]):100[136]
最大トルク(Nm[㎏m]):320[32.6]

ノートe-POWERと同じながらパワー&トルクを向上

エンジン同様にモーターもバッテリーとインバーターなどの改良により、ノートe-POWERよりも出力を20%、トルクが30%アップとブラッシュアップされ、Mクラスミニバンに見合う動力性能が与えられている。

e-POWERは100%モーター駆動のHV

他社のハイブリッドシステムはモーターとエンジン双方の出力によって駆動されるが、日産のe-POWERはハイブリッドに分類されるものの、モーターの駆動力のみで車両を動かす。ピュアEVであるリーフで培った技術が活きている。

EV走行を活用できるふたつのモード

EV走行優先のマナーモード機能を有するのがセレナe-POWER の大きな魅力のひとつ。十分に充電された状態であれば約2.7㎞もEV走行が可能。チャージモードで充電しておくこともできる。

ボタンひとつでドライブモードを切り替え

e-POWER Driveの「ECO(エコ)モード」と「S(スマート)モード」は、モーター回生が強められ、減速から停止までをアクセルペダルのみでコントロールできるワンペダルドライブが楽しめる。

走行状況の90%をペダルの踏み替えなしで走行できる

e-POWER Driveは最大0.15Gの減速度を発生し、走行状況の90%をブレーキペダルへ踏み替えずに走りきれる。ノーマルモードはガソリン車に近い乗り味を演出。

e-POWER Driveは約8割の使用比率

ノートe -POWER のオーナーの実績では、「ECO」と「S」の使用比率が各40%という。

「Sモード」のSは“スマート”のS

「Sモード」はノーマルモードと同様の走りを楽しめる加速性を持ちながら、「ECO(エコ)モード」と同レベルのブレーキ回生により、バッテリー走行の比率が高く実用燃費を20%向上できる。

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