親友のようなクルマに

「ビジョン クロスコンパクト」
「ビジョン クロスコンパクト」

「ひと中心」の開発哲学を貫くマツダ。人の感覚を引き出したり、運転すると心身が活性化されたりすることでウェルビーイングに導く技術開発も進めている。それを具現したビジョンモデルが、「MAZDA VISON X-COMPACT(マツダ ビジョン クロスコンパクト)」である。人の感覚をデジタル化した「人体・感性モデル」と共感型AIを融合し、人とクルマの絆が深まることを目指したモデルだ。

傾斜が強めのリヤがコロコロとした愛らしいデザインの印象を加速させる。ドアミラーはカメラ型が採用された。
傾斜が強めのリヤがコロコロとした愛らしいデザインの印象を加速させる。ドアミラーはカメラ型が採用された。

クルマと気取らない会話を楽しめたり、クルマの方から行き先を提案してくれたりするというから、新型「CX-5」に採用された「マツダE/Eアークテクチャー+」の、さらに先を行くコンセプトとも言えそうだ。

ホーンパッドにエンブレムではなく「MAZDA」と刻まれるのは「CX-5」と同様。単眼メーターやミニマルなデザインが相棒感を演出する。
ホーンパッドにエンブレムではなく「MAZDA」と刻まれるのは「CX-5」と同様。単眼メーターやミニマルなデザインが相棒感を演出する。

ステアリングコラムには丸型メーターとサブディスプレイを装備。それらのデバイスを通して共感型AIと交流を重ねると、クルマが親友のような存在となっていく、ということのようだ。

車名に「クロス」と入るので、コンパクトクロスオーバーSUVと言えそうだが、サイズ感やフロントマスクにはマツダ2を彷彿させるところも。これが次期型マツダ2、あるいは新たに登場するコンパクトSUVを示唆する「ビジョン」でもあるのかどうかも気になるところだ。

傾斜が強めのリヤがコロコロとした愛らしいデザインの印象を加速させる。ドアミラーはカメラ型が採用された。
傾斜が強めのリヤがコロコロとした愛らしいデザインの印象を加速させる。ドアミラーはカメラ型が採用された。

Specifications

ビジョン クロスコンパクト

全長 3825mm
全幅 1795mm
全高 1470mm
ホイールベース 2515mm