
モンキー125の魅力は、そのコンパクトな車体に無限のカスタムの可能性が詰まっていることだ。SP武川が展示したこの車両は、愛らしいフォルムを維持しながらも、細部の密度を極限まで高めることで、もはや原付二種の枠に収まらない「プレミアム・ミニ」へと進化を遂げている。
まず目に留まるのは「表情」のアップデートだ。純正の親しみやすいラウンドフォルムをリスペクトしつつ、メーターバイザーキットを装着。このバイザーひとつで、フロントマスクの印象は驚くほど精悍なり、マシン全体に「旅するマシン」のエッセンスを追加している。
旅する機能面は、ハンドル周りにもいくつも追加。アジャスタブルハンドルブレースとアジャストハンドルクランプを用いることでQiワイヤレス充電機能付きのモバイルホルダーを装着。長距離ツーリングでの快適性を大幅に高めている。
この車体を支えるのは、赤いスプリングが映えるアルミ削り出しリアショックアブソーバーと、圧倒的な存在感を放つダイカストアルミスイングアームだ。この強靭な足回りは、単なるドレスアップではない。この小さな車体が秘めている「強大なパワー」を路面へ確実に伝えるための、不可欠な屋台骨なのである。
そのパワーの源泉は「スーパーヘッド4V+R」だ。4バルブ設計に伴うセンタープラグ化、燃焼室形状、ポート形状の最適化などが施されたオリジナルのシリンダーヘッドで、腰上(シリンダーから上)の交換だけで排気量を145ccへ拡大できるのが特徴。ビッグスロットルボディや大容量フューエルインジェクター、FIコンtypeX(サブコン)で燃調も迷うことなくきっちりセッティングを合わせることが可能だ。
バイザーによるイメチェンで惹きつけ、その実体は新作ヘッドを組み込んだ145ccの本格派。足まわり、エンジン共にしっかりと、作り込む。SP武川のモンキー125は、盆栽的な「飾る楽しさ」と、4バルブによる「走る快感」を極限まで濃縮した、まさに大人のための究極の趣味バイクといえるだろう。







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