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今日は何の日?

■STIチューンの頂点に君臨するSシリーズのレガシィS402

スバル「レガシィS402」のニュルブルクリンクでのテスト走行

2008年(平成20)年5月14日、スバルは2003年5月にモデルチェンジした4代目「レガシィ」のセダン(B4)とツーリングワゴンをベースにSTIがチューンした「レガシィS402」を発表した(発売は6月27日)。S402は、STIがこれまでのモータースポーツ活動などで培ってきたノウハウを活かした最高峰に位置するコンプリートカーである。

ステーションワゴンブームに火を付けた初代レガシィ

1989年にデビューした初代スバル「レガシィ・セダン」
1989年にデビューした初代スバル「レガシィ・ツーリングワゴン」

1989年2月に誕生した「レガシィ」は、4ドアセダンと5ドアツーリングワゴンの2タイプで構成。注目の水平対向4気筒エンジンは、最高出力110ps/最大トルク15.2kgmを発揮する1.8L SOHCと150psの2.0L DOHC、そして最強グレードRSに搭載された220ps/27.5kgmを誇る2.0Lインタークーラーターボの3機種を設定。トランスミッションは、5速MTおよび4速ATで、駆動方式はスバル伝統の4WDが採用された。

初代スバル「レガシィ」に搭載されたエンジン
初代スバル「レガシィ」に搭載されたエンジン

レガシィ・ツーリングワゴンは、当時のRVブームの後押しもあって人気が高まり、同年10月に2.0Lインタークーラーターボを搭載した最高出力200ps/最大トルク26.5kgmの「ツーリングワゴンGT」が追加されると、その人気は一気に加速した。

1998年にデビューした3代目スバル「レガシィ・ツーリングワゴン」

その後、2代目(1993年~)、3代目(1998年~)のツーリングワゴンは、初代が構築したハイパワーな水平対向エンジンを搭載した4WDモデルとして進化し続け、その人気は絶頂期を迎えた。当然、他社から同様のモデルが続々と出現して日本にステーションワゴンブームが起こったが、そのブームをけん引したのは、やはりレガシィ・ツーリングワゴンだった。

歴代レガシィ・ステーションワゴン

3代目B4に走りを極めるレガシィSシリーズ第1弾、S401

2002年にデビューしたスバル「レガシィS401 STIバージョン」

2002年11月、3代目「レガシィB4」のターボグレードRSKをベースにした「レガシィS401」がデビューした。SシリーズはSTIが手掛けるコンプリートカーの最高峰に位置付けられ、最初に設定されたのは2000年の「インプレッサS201」であり、その後も次々とインプレッサのSシリーズは展開された。

2002年にデビューしたスバル「レガシィS401 STIバージョン」

レガシィS401は、レガシィのSシリーズ第1弾、インプレッサとは違う大人のプレミアムセダンとして仕立てられた。パワートレーンは、吸排気系の変更や専用ECUの採用により、最高出力293ps/最大トルク35.0kgmを達成した水平対向4気筒2.0L DOHCツインターボと6速MTの組み合わせ。

駆動方式は、ビスカスLSD付センターデフ式4WDで、フロント部分にはフロントシェアトラックLSDを採用。その他にも、ステアリングギヤレシオをクイックな15:1に変更し、パワーアシストの油圧特性見直しも図られた。また、ブレーキはブレンボ製とし、アルミホイールはBBS製、240km/hスケールのスピードメーター、マッキントッシュのオーディオシステムを採用するなど、こだわり満載のスペシャルカーだった。

レガシィS401の車両価格は、435万円の400台限定で販売された。

4代目B4とワゴンに設定されたレガシィSシリーズ第2弾、S402

2003年にデビューしたスバル「レガシィ・ツーリングワゴン」

2003年5月には、“走りの機能と美しさの融合”を開発テーマにした4代目「レガシィ・ツーリングワゴン」が登場。「セダン(B4)」は翌6月、「アウトバック」が同年10月に発売された。

2003年にデビューしたスバル「レガシィ」

4代目レガシィの特徴は、左右20mm車幅を広げて3ナンバーボディとなったが、徹底した軽量化が実現されたこと。3ナンバー化は欧米市場を意識したためであり、衝突安全性が向上し、さらに操安性と走行安定性を高めることにも繋がった。

2008年5月に発表されたスバル「レガシィ S402(ワゴン)」

そして、2008年5月のこの日、レガシィSシリーズ第2弾「レガシィS402」がB4とツーリングワゴンそれぞれに設定された。エクステリアは専用の拡大フロントフェンダーをはじめ、ドライカーボン製フロ ントアンダースカート、BBS 製18 インチ鍛造アルミホイールなどを採用。インテリアについては、内装色をブラック、およびダークグレーの配色とし、本革表皮や座面形状を持つシートを装備してスポーティながら大人の落ち着いた雰囲気が演出された。

スバル「レガシィセダンS402」のリヤビュー

パワートレーンは、専用のECU、排気システムを採用し、最高出力285ps/最大トルク40.0kgmを発揮する水平対向4気筒2.5L DOHC インタークーラーツインスクロールターボエンジンと6速MTの組み合わせ。

レガシィ S402」搭載の水平対向4気筒2.5L DOHCツインスクロールターボエンジン

シャシーは、ビルシュタイン製サスペンション、フレキシブルタワーバー&ロアアームバーなどが採用され、しなやかで安定した乗り心地を実現。また、ブレンボ製フロント対向6 ポット/リヤ対向2 ポットブレーキキャリパー、専用チューニングを施したVDC( ビークルダイナミクスコントロール) を装備し、制動性能と車両安定性も向上させた。

車両価格は、535.5万円(B4)/549.15万円(ツーリングワゴン)、402台の限定販売だった。

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走りを徹底的に追求したインプレッサSシリーズに対して、レガシィSシリーズは車格の違いから大人のプレミアム感が意識されている点が異なる。特にS402には、Sシリーズ唯一のワゴンモデルが設定され、究極のグランドツーリングカーというイメージに仕立てられていたのだ。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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