カワサキ・KX250F……924,000円(消費税10%を含む)
カワサキ・KX250FX……946,000円(消費税10%を含む)
2026年モデルのKX250Fはエンジン性能とコントロール性を向上
「ライダーを表彰台の頂点へ導く」というKXシリーズの開発思想を受け継ぐ新型KX250Fは、2025年モデルで大幅進化を遂げた車体をベースにさらなる熟成を図った。
今回のモデルでは、レース現場から得られたフィードバックをもとにエンジンとシャシーをブラッシュアップ。扱いやすさと高出力を両立したパワーデリバリーにより、ライダーがマシン性能を引き出しやすい特性としている。
また、2ストロークモデルとのラインアップ整理に伴い、4ストロークモデルは再び「F」の名称を採用した。
エンジンでは燃焼室形状を見直し、燃焼効率を向上。これにより最高出力は従来モデル比で約0.68ps向上し、最大トルクも0.3Nm増加した。FIセッティングも最適化され、スロットル操作に対する応答性を高めている。
さらに、大容量クラッチを採用。クラッチスプリング荷重を15%増加させることで、高負荷時のクラッチ滑りを抑制し、エンジンパワーを効率よくリヤホイールへ伝達する。
排気系も改良され、エキゾーストパイプは全長を88mm延長。低回転域のトルク向上に貢献する一方、サイレンサーは全長を50mm短縮し、230gの軽量化を実現した。
冷却系ではラジエーターホースのレイアウトを変更し、冷却性能を維持しながら周辺部品を削減。約150gの軽量化を達成している。エンジン全体では構成部品の見直しにより合計290gの軽量化を実現した。
電装系にはノーマルモードとアグレッシブモードの2種類のパワーモードを搭載。アグレッシブモードでは点火時期と燃料供給を最適化し、より鋭いレスポンスを実現する。
KX250Fは新型サスペンションセッティングで路面追従性を向上
シャシーでは、カワサキのモトクロスレースチームからのフィードバックを反映した新セッティングを採用した。
フロントサスペンションは圧側・伸側減衰特性の変更に加え、シリンダー内圧も再設定。荒れた路面での衝撃吸収性と路面追従性を高めている。バルブシム仕様も見直され、ストローク初期はしなやかに作動しながら、中間ストローク以降では十分な減衰力を発生する。
リヤサスペンションはプリロード、減衰特性、シム設定まで全面刷新。中間ストロークからフルボトムまで安定した作動を実現し、過度なキックバックを抑制する。
スタイリングも刷新された。ゼッケンプレート、フロントフェンダー、フォークガードはよりフラットでシンプルなデザインへ変更。ブレーキホースを裏側へ通す構造を採用し、フロントまわりをすっきりと仕上げている。
フロントフェンダーは全長を30mm短縮するとともに肉厚を最適化し、60gの軽量化を実現。ホワイトレタリング入りブラックリムも採用され、レーシーな印象を強めている。
KX250FXはクロスカントリー向け専用装備を採用
KX250FXはKX250Fをベースとしたクロスカントリーモデルだ。
専用セッティングの前後サスペンションに加え、フロント21インチ、リヤ18インチホイールを採用。エンデューロタイヤとの組み合わせにより、様々な路面状況で高いトラクション性能と安定性を確保する。
また、シールドチェーン、リヤブレーキディスクガード、サイドスタンドを標準装備。クロスカントリー競技やエンデューロシーンで求められる実用性を高めている。
カラーリング
・KX250F

・KX250FX

スタイリング・デザイン
シャーシ・サスペンション
エンジン・排気系
電装

KX250FX 専用装備













