ローダウンされた車高と細身のシルエットにより、ノーマルとはまったく異なるスポーティなフォルムを獲得。レッグシールドを残したことでカブらしさもしっかり感じさせる。

映画『栄光のル・マン』をモチーフにしたガルフカラー

カラーリングの参考にしたのは、かつてSUPER GTを走っていたガルフカラーのポルシェ。そもそも1970年代の映画『栄光のル・マン』をオマージュしたマシンカラーなので、ファンならひと目でガルフカラーだと分かるだろう。塗装はDIYではなく、ちゃんとプロへ依頼しているのもポイントだ。

吸排気チューンで走りも強化

あえてレッグシールドを残すことで、カブらしさとガルフカラーの存在感を両立させている。ハイクオリティな塗装と相まって、高い完成度を実現した。

淡いブルーをベースにしたガルフカラーをまとったスーパーカブ90。レッグシールドを残しながらレーシーな雰囲気を演出し、“速そうなカブ”というテーマを見事に具現化している。

エンジンはシフトアップ製のハイカムを組み、ケーヒン製PC20キャブレターと4MINIレースで有名な水本レーシング製マフラーで吸排気系を強化するなど、ツボを押さえたメニュー。細かな色使いやパーツセレクトのセンスが光る一台だ。

ディテールチェック

ガルフカラーのポルシェをモチーフにしたカラーリングを、スーパーカブへ大胆に落とし込んだ一台。オレンジのホイールとの組み合わせも絶妙で、イベント会場でも高い注目を集めていた。
バーエンドミラーの装着で使わなくなった純正ミラーのネジ穴は、化粧ボルトでオシャレにカバー。こういう細かさが大切なのだ。
汎用のスピードメーターとポッシュ製フューエルメーターをレッグシールド内側にセット。スイッチボックスも汎用品を使用する。
ヘッドライトはビンテージ感を出すため、レンズカット入りの四輪用フォグランプを装着。LED化&イエローレンズに加工している。
OKD製のショートリヤショックで車高をローダウン。フロントはスプリングをカットし、前後の車高バランスを整えている。
小ぶりな丸型テールランプとシンプルなナンバーステーでリア周りをスッキリ処理。派手なガルフカラーとのコントラストによって、軽快なレーサー風スタイルを強調している。

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.14」
■日時:2023年5月4日(木・祝)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)

こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!


【モトチャンプ】