ロングフロントフォークに19インチのフロントタイヤを装着。ワンオフのハンドルをセットして、角目カブを見事なチョッパースタイルに。メインフレームはサイレントヒルワークスにて美しくペイントしてもらった。

ハンドルは7本製作!? 理想のチョッパースタイルを追求

チョッパースタイルの特徴といえば、長いフロントフォークにアップライトなハンドル、そしてゴテゴテしないスマートな車体というところ。角目カブから変貌するには、レッグシールドの除去とフロントフォークのロング化は必須のカスタムポイントだ。オーナーのkabukichiさんは大加工を敬遠し、ほとんどボルトオンパーツにてカスタムを実行。難しいことを極力避け、できる範囲で最大限のクオリティを追求している。

CD50のフロントフォークをアダプターで150mm延長して装着。ホイールはRCB製の19インチリムに組み換え、フロント2.15J/リヤ3.5Jへとワイド化する。長いフロントフォークは自作スタビライザーでブレが収まった。

フロントフォークは流用カスタムの定番となっているCD50用をステムごと移植し、150mmの延長インナーチューブでロングフォーク化を実施。本当は200mmほどロングにしたかったが市販の延長パーツがなく、このサイズに落ち着いた。「実際、200mmも延長したら固定部分の強度がヤバそうなので、どこも発売しないんでしょうね」とkabukichiさんは分析する。

最初は市販のハンドルを装着していたが、理想を追求して幅を詰めたり高さを加工したりして結局は完全自作のハンドルへ。これが7本目のハンドルとは、地味に大変な試行錯誤だ。

ひときわ目につくアップライトなTバーハンドルは、なんとオーナー自作の逸品! 当初は市販のハンドルを装着したが、納得できずに7回もリメイクして理想形に到達できた。直線的でスリムなマフラーも自作パーツとのことで、勤務先のOFF時間を活用して製作したそうだ。こういった金属加工が本業とは、カスタムフリークからすると羨ましい限りだ。

DIYとプロの技術を組み合わせた完成度

100mmロングのKEPSPEED製スイングアームを装着し、リヤタイヤをバランスよくロングホイールベース化。リヤショックの下側マウント位置を後退させ、視覚的に落ち着いた三角形を形成する。

フロントホイールは19インチに組み換えられており、リヤは17インチのままワイドリムにすることで骨太感のある足周りを実現。スイングアームを100mm延長することで、安定感のあるフォルムを完成させた。

唯一の大加工ポイントは、カブでは定番のリヤフェンダーカット。ここは単純に切るだけではなく、エッジをワイドに開いて太足化したリヤタイヤとツライチにし、見下ろした際の一体感にこだわっている。メインフレームはサイレントヒルワークスに塗装を依頼し、ピンストライプは地元のピンストライパーの手により高品質な仕上げを追求! 何もかもDIYするのではなく、ちゃんと頼るべき部分はプロにお願いすることで優れた完成度に仕上がっているのだ。

カスタム仲間から知恵を借り、リンク式のハンドシフトを自作。透明なスカルノブにはムーンアイズのマークが加工して入れられる。メーター下のポーチには電装関係のパーツが収納される。

ちなみに、フットペダルと連動するハンドシフトは、ほとんど使っていないとのこと。走っている時は足で操作する方が素早く安全なのだという。「でも、停車中から発進する時は、足を着いたままローに入れられるので便利ですよ」というのが実態のようだが、ギミックとしては魅力的なカスタムポイントといえよう。

ディテールチェック

社外125ccエンジンに換装し、PZ22キャブレターをドッキング。シリンダーヘッドには銅管から自作した簡易オイルクーラーが装着される。チョッパーらしいスッキリ感を求め、大きなオイルクーラーは装着しない。
マフラーは市販品をベースにサイレンサーを自作。スイングアームと平行になるよう、角度にこだわった自信作だ。マフラーエンドは脱着可能で、ターンアウト仕様も作っている。
意外にも、車体の加工はリヤフェンダーのカットのみ! 120/80-17サイズのタイヤに合わせ、エッジのラインをツライチに整える。ピンストライプは人気のフレアではなく、スキャロップでシンプルにまとめる。

撮影したのはこのEVENT!

「愛知カブミーティング2026」
■日時:2026年6月21日(日)
■開催地:Comas hui(愛知県知多郡南知多町内海)

海を望む南知多のロケーションで開催される人気イベント。全国から集まったカブヌシたちが愛車を並べ、交流やカスタム談義を楽しむ。ノーマル車からハードカスタムまで幅広い車両が集まるのも特徴で、知多半島の景色を楽しみながらツーリング気分も味わえる。会場全体にゆったりとした休日の空気が流れるイベントだ。

EVENT REPORTはこちら!

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海とヤシの木に囲まれたロケーションは南国リゾート!? 会場となったComas huiは、南知多・内海海岸の目の前に位置する人気スポット。 海沿いにはヤシの木が並び、青空との組み合わせはまるで南国リゾートのような雰囲気だ。 […]

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【モトチャンプ】