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【CarGoodsMagazine】

真夏の車内は60℃オーバー!

まず車内温度が上昇するメカニズムは、周辺温度の上昇に伴いボディパネルが温められることが要因のひとつといえる。夏だけに外気の上昇は当然ながら、地面のアスファルトや周辺建物からの放射熱を受けることでボディパネルはどんどん加熱される。この熱がドア内張りを通して車内に伝播するため、車内温度はどんどん上昇してしまうというわけだ。

また強烈な太陽光は車内温度上昇の鍵を握る大ボス。というのも、自動車ガラスのほとんどは紫外線(UV)カットが施されているが、多くの車種で赤外線(IR)カットは取り入れられていないのが現状。日焼けなどで物を劣化させる紫外線は抑えられているが、ジリジリと焼けるような「熱」を発生させる赤外線は入り放題。

もちろん太陽光に含まれる赤外線はボディパネルの温度上昇を加速させる。空気と光線の二重の攻撃によって車内温度はグングン上昇していくというわけだ。

ダッシュボードとフロントガラスに近いステアリング上部では表面温度が71℃まで上昇。不用意に手を触れてしまうと軽く火傷を負ってしまうだけの温度になる。

車内温度変化、検証

では、実際にどれだけの温度上昇が起こっているのか。加熱ポイントをサーモグラフィカメラで撮影し、その最高温度と危険性をチェックしてみよう。

検証当日の天気は晴れのち曇りの予報ながら夏日を記録。日差しも強く駐車中の車内温度はぐんぐん上昇して41.9℃まで達している。とは言っても、あくまでも空気の温度であって、それぞれの部分はさらに高温化が進んでいるのだ。

油断できないのがフロントシートの背面。広いフロントガラスからたっぷりの赤外線を受けてしまっているため、表面温度は58℃まで温められている。レザーシートなどはさらに注意が必要。

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