突発的に発生する「ゲリラ豪雨」の特徴

夏に多い「ゲリラ豪雨」とは、限られた一部のエリアで、突然、しかも短時間に激しく降る大雨のこと。名前の由来は、戦争や紛争などで予告なく奇襲を仕掛ける“ゲリラ”に由来する。
「ゲリラ豪雨」は正式な気象用語ではない。気象庁ではこの言葉を予報用語として使わず、「局地的大雨」などの表現を用いている。
現在のように広く「ゲリラ豪雨」という言葉が使われるようになったのは2008年頃。都市部で局地的な激しい雨による被害が相次いだこと。またテレビや新聞が「ゲリラ豪雨」という表現を頻繁に使うようになったことが大きな理由。2008年には「ゲリラ豪雨」が新語・流行語大賞トップ10に選ばれた。
赤道に近い東南アジアで発生する「スコール」も国内で発生する「ゲリラ豪雨」も、気温の上昇等によって積乱雲(入道雲)が急速に発達し、激しい雨を降らせるのが特徴。
「スコール」とは異なり、「ゲリラ豪雨」は発生場所や発生時間が事前に予測しにくいのがネック。「天気予報では晴れだったのに、突然のゲリラ豪雨でズブ濡れになった」という経験をしたライダーも少なくないだろう。
「ゲリラ豪雨」から身を守るにはスマホアプリを活用すべし!
上記の通り、「ゲリラ豪雨」には5つの特徴がある。まとめると
1:気温の高い夏に多い
2:突発的である
3:発生場所が局地的
4:発生時間が数十分~1時間程度
5:発生場所や時間が予測しにくい
上記5つの特徴を、一目で把握することを実現しているのが、「雨雲レーダー」を採用したスマートフォンのアプリケーション。またパソコンで閲覧可能な天気予報のウェブサイトだ。

バイク走行中に重宝するのは、前者のスマホアプリ。筆者は『Y!マップ』をスマホにインストールし、ツーリング、旅行、普段の徒歩や電車での移動など、様々なシーンで活用。
リアルタイムで現在地や周辺エリアはもちろん、日本全国・世界中の降雨状況が分かる『Y!マップ』は、1時間前~現在の降雨状況、また現在~6時間後の雨雲の動きを地図上で予測してくれる。
筆者は天気が変わりやすい沖縄の石垣島や、鹿児島の奄美大島でのツーリングでは、頻繁に『Y!マップ』をチェックすることで、突然の雨をやり過ごし(屋根のある場所で待機する等々)、雨に濡れることは一度もなかった。
ツーリングや街乗り時は、天気予報は参考程度に。乗車前や乗車中は、必ず『Y!マップ』など、「雨雲レーダー」を採用したスマホアプリでリアルな雨雲の動きや状況をチェックすること。これが「ゲリラ豪雨」から身を守るための、筆者が日常生活の中で実践する基本だ。
『Y!マップ』で「ゲリラ豪雨」の場所や状況をリサーチ

『Y!マップ』を開き、「雨雲のレーダー」を適用させると…

目的のエリアを指でピンチアウト(拡大)したところ。原稿作成時、兵庫県北部では積乱雲が活発化し、水色>青>緑>黄>赤の順で雨量は拡大。豊岡や朝来ではゲリラ豪雨が発生している。
ゲリラ豪雨の状態である黄や赤のエリアには近付かないこと。こちらに近付いている場合は逃げる、もしくは屋根のある場所に避難・待機するのがベスト。
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