イベント仕様としてフロントブレーキをレス化。ハブを小径化することでホイールをより大きく見せ、チョッパースタイルらしい迫力を演出している。

ジャズの美しいフレームを最大限に生かす

このカスタムのテーマは、とにかくジャズ純正フレームの美しいパイプワークを見せること。そのため、外装は極力排除し、必要なパーツだけを残したスケルトンスタイルへと仕上げられている。

カブ用ボトムリンクフォークはショート加工し、トップブリッジやハンドルもワンオフ製作。ナローなシルエットを作り出す重要なポイントだ。

フロントにはカブ用ボトムリンクサスペンションを加工して装着。長すぎるフォークはショート加工し、トップブリッジやハンドルまでワンオフ製作することで、ナローボディを徹底的に追求している。

エンジンにはカブ90用を搭載し、ウイルズウィン製ショートマフラーを組み合わせることで、細身のシルエットを崩さないレイアウトを実現。フレーム内へ絶妙に収まる燃料タンクも、市販車用を加工流用したものだ。

イベント仕様だからこその大胆な演出

ロー&ロングのシルエットを徹底追求。樹脂パーツを極力使わず、メタルワーク主体で構成された独創的なスタイルが印象的だ。

イベント展示車両ということもあり、今回はフロントブレーキをあえてレス仕様として製作。ハブを小径化し、ホイールをより大きく見せることで、21インチチョッパーのような迫力あるフロントビューを演出している。

灯火類も極小サイズを選択し、全体のスケール感を崩さないよう細心の注意を払ってレイアウト。シートも市販品ではサイズバランスが合わないため、アルミ板からワンオフ製作されている。

どこか一部分だけではなく、全体のプロポーションを優先してパーツを製作している点こそ、この車両最大の魅力といえる。

樹脂を使わずメタルワークで勝負

オーナーが最もこだわったのは「金属の質感」。

市販シートではサイズ感が合わないため、アルミ板からワンオフ製作。フレームとの一体感を重視したシンプルなデザインだ。

シートまでアルミ製とし、樹脂パーツは極力使用しない構成を採用。エンジンやCRキャブレターも丹念に磨き込み、機械そのものの美しさを引き立てている。

フレームはあえてサフェーサー仕上げの状態で止められており、完成へ向かう過程までもデザインの一部として楽しめる仕様。派手なペイントに頼ることなく、加工精度と素材感だけで魅せるスタイルは、まさにメタルワークの芸術品と呼ぶにふさわしい一台だった。

ディテールチェック

電装品を収めるアルミ製ケースはワンオフ製作。ガラスをあしらったキーも専用品で、細部まで高い完成度を誇る。
フレーム内へ美しく収まる燃料タンクは市販車用を加工流用。絶妙なフィッティングで、スケルトンフレームの魅力をさらに引き立てている。
CB50用スイングアームを採用し、リヤショックにはジャズ純正を組み合わせる。上部ピボット位置も加工され、ロー&ロングなシルエットを完成させている。

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「第17回 カフェカブパーティin関西」
■日時:2022年5月29日(日)
■開催地:大津湖岸なぎさ公園(滋賀県)

2022年5月29日(日)に滋賀県で開催された「カフェカブパーティin関西」は琵琶湖のほとりという絶好のロケーションで大人気。コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催ということもあり、多くのカブヌシが会場に集結した。


【モトチャンプ】