レースを見に行っているわけなので、そりゃあ参戦する「ライダーの近くに行きたい!見たい!会いたい!」の「8耐」ならず「3たい」症状に駆られるのはみな同じく思っているようで、来場者から声もこの「3たい」は圧倒的に多い。

この思いの他にも、やはり「チームスタッフがどんなふうにピット作業をしているのかな?」「ピットの中はどんなふうになっているの?」などピット周りの気になることが沢山ある。日常では見ることが出来ないものやスタッフのピット作業の動きなど、間近に見ることができたらそれだけでも刺激的だ。

ピットガレージ作業中など各チーム共に中に入ることは、基本的に関係者以外は立ち入ることが禁止されているが、パドックエリアであればパドックパス券があればレースウイーク中は入ることが出来る。

待望のピットウオーク

レースウイーク3日間で「ピットウオーク」タイムが1日1回、各50分が設定される。各ライダーのサインや握手など様々な形で参戦ライダーたち会うことが出来る。

近年多く見受けられる傾向として、チームのキャラクター人形がピットウオークやピットガレージ裏に飾られていたりする。

ピットウオーク中などチームのイメージアップにもつながっているキャラクターの存在は大きく、ライダーのみならず来場者や応援してくれている全国の老若男女に対して笑顔をあたえてくれる貴重な存在といえるかもしれない。

TEAM  FRONTIER  「フロンティアの介護」の「フロンテにゃん」

特に今年は、筆者がとても気になって何回もピットウオークの際に訪れたチームがある。

それは、SANRIO CHARANGE×Honda Kumamoto Racingチーム。

左から井手 瑤輔選手・小島 一浩選手・千田 俊輝選手

 

1976年、本田技研の工業・熊本製作所の操業とともに設立されたチームで、今年はサンリオキャラクター達とのコラボレーションとなり、なんと各ライダーがそのキャラクター使用のヘルメット、ツナギを装備しての挑戦だ。

 

熊本地震復興から10年目という節目でのSANRIO CHARACTERSとの参戦に「挑戦していく姿」「あきらめない姿」とレースで届けたいとメーセージ。

8耐に挑戦するチームには、それぞれの思いがあり挑戦している。

ファクトリーチームとは異なった歴史、思い、つながり、挑戦・・。

数知れないドラマがある。

そんな姿をこのピットウオークで垣間見ることもできる。そこには推しチームだけでなく、いろんなピットに立ち寄りライダーたちに応援を送り、参戦する全ライダーと来場者との温かい心の通った光景が見受けられ、周りの空気さえも新鮮な空気に換えているようにも感じる。

ピットウオークからの風景、だれがどこから見ても愛おしい空間だ。