パーキングメーターはバイクも利用可能

外出時、目的地周辺でバイクの駐車場所に悩む場面は少なくないが、道路脇で見かけるパーキングメーターをバイクで利用できるのか疑問に思ったことはないだろうか。
実際に、SNS上では「バイクの駐車場ってまだまだ少ない」「駐車場が見つからなくて出先で数十分ウロウロしたことある」など、街中や繁華街でバイクの置き場が見つからず苦労した経験を持つライダーは多いようだ。
これを踏まえると、道路上のパーキングスペースの活用可否は気になるポイントといえるだろう。

結論から述べると、パーキングメーターは道路交通法第49条の2に基づき設置された設備であり、法的にバイクも利用可能な駐車スペースとして位置づけられているため、ルールを守れば利用することができる。
なお、原動機付自転車(50cc以下)は自転車法上の規定により原則として駐輪場へ停めることが求められているが、パーキングメーターの枠内に限っては例外的に利用対象に含まれているのだ。
ただし、設置場所によっては二輪を除くなどの補助標識が掲示されている場合があるため、駐車前に現地の標識をしっかりと確認することが大前提となる。
もし標識に二輪車が除外されていなければ、51cc以上の原動機付自転車から大型自動二輪車まで、原則としてすべてのバイクがパーキングメーターの枠内を利用することが認められているというわけだ。

なお、実際に利用する際は道路の斜め方向やはみ出した状態で停めてしまうと、周囲の交通の妨げになるだけでなく、違反車両として取り締まりの対象や駐車違反とみなされるおそれがあるため、バイクの車体が指定された白線や青い枠からはみ出さないよう、枠内に収まるように正しく停車しなければならない。
日頃から街中を走行する際には、利用可能な駐車スペースがどこにあるのかを意識しながら移動することで、急な用事の際にも慌てずに合法的な選択肢を選ぶことができるはずだ。
チケットの管理とトラブル防止!スマホを活用した自衛策とは

ただし、バイクは構造上の問題から、パーキングメーター利用時にチケットの管理方法やトラブルを防ぐためのいくつかの注意点を把握しておく必要がある。
そもそも、バイクには四輪車のようなダッシュボードやロック可能な窓が存在しないため、発券した駐車票(チケット)をそのまま車体に置いたままにすると、強風で簡単に吹き飛んでしまったり盗難に遭ったりするリスクがある。
もしもチケットが風で飛ばされて紛失してしまったり、悪意のある第三者に持ち去られてしまったりすると、有効な時間内であっても正しく駐車していることを証明できず、思わぬトラブルに巻き込まれる原因となりかねない。
そのため、発券機から受け取った領収書や駐車票を財布やポケットに大切に保管し、風で飛ばされないようにしっかりと管理することが重要な対策になるというわけだ。

さらに、バイクを枠内に正しく駐車した状態をスマートフォンなどのカメラで写真撮影しておけば、のちのトラブルにおいて証拠として活用することができる。
さらに、メーターの料金を現金や電子マネーで正しく支払い、規定された時間内に速やかに用事を済ませて出発することも、すべてのライダーが守るべき大切なルールといえるだろう。
このように正しくルールを把握した上で領収書の保管や写真撮影による証明対策を徹底し、混雑する街中でも安全かつ合法的にパーキングメーターを活用すれば、安心して快適なバイクライフを楽しむことができるはずだ。
