全長3395mmを維持しつつ、ホイールベース延長で居住性向上を狙う

ダイハツ タフト

ダイハツの軽クロスオーバーSUV「タフト」が、次世代モデルへの移行を迎えようとしている。スクープ班では2027年後半から2028年前半の登場を予想しており、最新情報をもとに市販型のデザインを予想したCGを制作した。注目は、タフトらしいスクエアなスタイルの進化と、新たな電動パワートレインの採用だ。

新型タフトはキープコンセプト! 角型LEDとワイドなフロントマスクで存在感を強調

ダイハツの軽クロスオーバーSUV「タフト」が、次世代モデルに向けて進化を遂げようとしている。

現行型が登場したのは2020年6月。2026年7月15日には一部改良が実施され、新たな特別仕様車「ラギッドベンチャー」「アクティブモード」が追加されたほか、安全装備や利便性も向上した。

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一方、発売から6年以上が経過し、次のフルモデルチェンジにも注目が集まっている。

スクープ班が入手した情報をもとに予想すると、次期型の登場時期は2027年後半から2028年前半が有力だ。2027年中に発売されれば、約7年ぶりの全面刷新となる。

今回、スクープ班では次期タフトの市販型デザインを予想した最新CGを制作した。

新型のデザインは、現行型の個性を受け継ぐキープコンセプトが基本となりそうだ。

直線を多用したボクシーなシルエットを継承しながら、フロントマスクには新世代の角型LEDヘッドライトを採用。上下に分割した発光ユニットとワンビーム式ライトを組み合わせ、現行型よりも精悍な表情を演出する。

フロントグリルは水平基調のデザインを強調し、バンパー下部には厚みのある樹脂製ガーニッシュを配置。軽自動車ながら本格SUVを思わせる力強さを打ち出している。

ボディサイドでは、スクエアなキャビン形状を維持しながら、前後フェンダーをより立体的に造形。ホイールアーチを囲む大型の樹脂パーツによって、アウトドア志向のキャラクターを際立たせた。

また、フロントとリアには特徴的な凹形状を取り入れ、従来型との差別化を図っている。

タフトの象徴ともいえる大型ガラスルーフ「スカイフィールトップ」も継承される可能性が高い。開放感を維持しながら、遮熱性能や軽量化などの改良が期待される。

全長3395mmは維持、室内空間はさらに拡大か

次期タフトでは、ボディサイズを大きく変えずに室内空間を拡大することも重要な開発テーマとなりそうだ。

現行型のボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm。ホイールベースは2460mmで、最低地上高は190mmを確保している。

軽自動車規格の制約があるため、次期型でも全長3395mm、全幅1475mmという基本寸法は維持される見込みだ。

一方、スクープ班ではホイールベースを現行比20〜40mm延長した2480〜2500mm程度になると予想している。

全高については1630〜1640mm程度に抑え、現行型に近いプロポーションを維持する可能性がある。

現行タフトは、前席を中心とした「クルースペース」と、後席から荷室までを活用する「フレキシブルスペース」を組み合わせた独自のパッケージングを採用している。

次期型でもこの考え方を継承しつつ、エンジンルームやシート配置を見直すことで、後席の居住性向上を図ると考えられる。

室内長は現行型の2050mmから、2080〜2100mm程度への拡大を予想。コンパクトな車体を維持しながら、日常での使い勝手を高める方向だ。

また、SUVらしい走破性を確保するため、最低地上高190mmについても大きな変更はないとみられる。

最高出力64psのターボを継承か、燃費性能も向上へ

パワートレインは、現行型の自然吸気エンジンとターボエンジンを基本に進化する可能性がある。

現行タフトは658cc直列3気筒エンジンを搭載し、自然吸気仕様が最高出力52ps、最大トルク60Nm、ターボ仕様が64ps、100Nmを発揮する。

次期型では最高出力の大幅な向上よりも、低回転域でのトルク特性や燃焼効率の改善が重視されると予想される。

自然吸気仕様は最高出力52〜54ps、最大トルク60〜62Nm程度、ターボ仕様は64ps、100Nm前後を想定している。

トランスミッションについても、CVTの効率改善が進められる可能性がある。

現行ターボ車に採用されているD-CVTも、次世代型へと進化することが期待される。

燃費性能では、現行2WD自然吸気車のWLTCモード21.4km/Lを上回る数値が目標となりそうだ。

軽自動車用e-SMART HYBRID搭載の可能性も

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そして、次期タフト最大の注目点がハイブリッドシステムの採用だ。

ダイハツは2025年のジャパンモビリティショーで、次世代軽自動車のコンセプトモデル「K-VISION」を公開した。

このモデルには、軽自動車向けに小型・軽量化した新開発の「e-SMART HYBRID」が搭載されている。

e-SMART HYBRIDは、エンジンを主に発電に使用し、駆動を100%モーターで行うシリーズ式ハイブリッドシステムだ。

ダイハツは、従来のエンジンとCVTを組み合わせたパワートレインに対し、約20%以上の燃費改善を想定している。

また、外部給電機能にも対応しており、日常の利便性だけでなく、アウトドアや災害時の活用も視野に入れたシステムとなっている。

この技術が次期タフトに採用されれば、燃費性能と走行性能の両面で大きな進化が期待できる。

特にタフトはアウトドア志向の軽SUVであり、外部給電機能との相性も良い。

もっとも、軽自動車用e-SMART HYBRIDの搭載車種について、ダイハツは現時点で正式に発表していない。

スクープ班では、次期タフトの発売当初はガソリン仕様を中心とし、モデルライフ途中でハイブリッド仕様を追加する展開も有力と予想している。

安全装備も進化、2027年後半から2028年前半の登場を予想

安全性能についても、次期型ではさらなる進化が期待される。

現行タフトは2026年7月の一部改良で、予防安全機能「スマートアシスト」を更新した。

横断する自転車の検知に加え、交差点で右折する際の対向車や、右左折時に横断する歩行者への対応を拡大。ACCやLKCの制御も改善されている。

次期型では、こうした検知能力の向上に加え、運転支援システム全体の高度化が進められると予想される。

現行型のタフトは、軽自動車ならではの扱いやすさに加え、SUVらしいデザインと高い実用性を兼ね備えている。

次期型ではその基本コンセプトを維持しながら、室内空間、燃費性能、安全装備を総合的に進化させることになりそうだ。

さらに、軽自動車用e-SMART HYBRIDが採用されれば、タフトの魅力は大きく広がる。

スクープ班では、2027年後半から2028年前半の登場を予想している。

約7年ぶりとなる全面刷新で、タフトがどのような進化を遂げるのか。今後の動向に注目したい。