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新しいプラットフォームSPAとDrive-E ボルボS90/V90は、ボルボのフラッグシップたりうるか?

  • 2017/04/27
  • MotorFan編集部
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このコンポジット製リーフスプリングには、ドイツ・ヘンケル社のウレタン系マトリックス樹脂LOCTITE MAX2が使われている。

90シリーズで、注目しているのは、標準仕様のリヤサスペンションだ。90シリーズのリヤサスペンションの標準仕様は、コイルスプリングではなくリーフスプリングを採用している。初代のS90/V90もリーフスプリングを使っていたから、リーフスプリング自体が珍しいわけではない(といっても、現代の乗用車、とくにプレミアムクラスでは非常に珍しいが)。

特徴的なのは、グラスファイバー・コンポジット素材を使ったリーフスプリングだということだ。目的は軽量化とNVH性能の向上で、従来の金属製コイルスプリングを使ったサスペンションより4.5kg軽量にできたという。NVHも減少し、快適な乗り心地も実現している。実際に試乗してリーフスプリング仕様にネガはまったく感じなかった。むしろ、エアサス仕様よりしなやかに感じたくらいだ。

このコンポジット製リーフスプリングには、ドイツ・ヘンケル社のウレタン系マトリックス樹脂LOCTITE MAX2が使われている。製造元はベンテラーSGL社である。RTM(レジントランスファーモールディング)で製造する際に、LOCTITE MAX2は低粘度であるために型内に素早く充填され、繊維材料に負担をかけずに速く浸透するため、結果として注入時間を短くすることができる。

エポキシ樹脂よりも硬化速度が大幅に速いため全体のサイクルタイムが短縮できたという。このコンポジット製リーフスプリングは、SPA採用モデルすべてに使われる予定だから、年産規模は数十万台に上る。ベンテラーSGLのほかにもドイツ・ZFも同様の樹脂製リーフスプリングを開発している。軽量化の要件が厳しくなる将来、このタイプのリーフスプリングが増えてくるかもしれない。

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