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  • 2018/07/11
  • MotorFanアーカイブ編集部 山口 尚志

連載第7回『よろしく! スズキ・ジムニーシエラ』 新旧ジムニー・比較検証あら探し ~新型の退化点を見つけて優越感にひたろう~ 

オーナー目線で勝手にインプレッション

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 新型ジムニーの発表会に行ってきた。
 どんな姿なのか、気になっているJB23W/43Wのオーナーも多いことだろう。
 ちょっと遅くなってしまったが、ここでは新旧ジムニーの比較をしてみたい。

 TEXT&PHOTO●山口尚志(YAMAGUCHI Hisashi)

 ヤなタイトルである。

 低い。

 非常にレベルが低い。

 クルマに限らず、ナビ、カメラ、パソコン、ビデオ機器など、割と高額な製品を買った後というのは、その次の製品がいかによくなっているかがとかく気になるものだ。

 まもなく新型が出るのを承知の上で旧型を買うか、いっそ新型を待つか。

 これはなかなか難しい。

 私なんぞは、新型は現代的装備の内容に応じて値段が高くなると予想したこと、初期不良がありがちなホヤホヤよりも、造り慣れた2~3年先ごろのクルマを選ぶほうがいいということから、迷いなく旧型を選んだが、普通の人は新型か旧型かを迷うのが当然だ。

 旧型を買ったあと、斬新なデザインの新型が、新機能搭載、利便性向上といったブラッシュアップが図られていると、

「なんだあ、待ちゃあよかった!」

 と後悔するし、値段が同等ならなおさらだろう。

 かといって新型を買ったところで、新型ゆえの初期不良が起きない保証もない。

 ことに旧型にあった機能が新型で省略されていたりすると「旧型買っとけばよかった」と後悔の極み。

 買う前の自分のところにタイムマシンで行って「いま買っとけ」と忠告したくなる。

「待ってたらキリがないし、ほしいと思ったときが買い時だよ。」

 いつだったか、私が初めて自前のパソコンを買おうかどうか迷っていたときに友人がいった言葉である。

 要するに、何をいつ買ってもいっしょなのだ。

 そこで新型ジムニーである(ぜんぜん話がつながっていない・・・)。

 20年もの間造られ続けたジムニーおよびシエラ(ワイド)のオーナー、そして私のように、このモデルチェンジ間際に納車したオーナーにとっては、新型ジムニーがどんな姿で現れ出てくるのか、気にしていなければ嘘だ。

 最近のクルマはコスト削減や懲りすぎた仕様向上で使いにくくなるモデルチェンジが多い。

 自動点消灯するオートライト。

 スイッチだらけで使いにくいハンドル。

 右左折時の誤作動が恐ろしい、電気式ステアリングロックとセットのプッシュ式エンジンスタート。

 燃料セーブで燃料代が儲かっても、その分がデバイス追加による車両価格向上ぶんや、専用設計の高額なバッテリー代にまわってしまうアイドリングストップ機構。

 うたい文句ほど確実に作動しない、自動ハイビーム・・・

 他にも思いつくものはまだあるが、自分の意志で操作できなかったり、補修に高額な出費を強いられる最新メカなら・・・



 いらん、そんなもん。



 これらがないJB23W/JB43Wジムニーなら、モデルチェンジ前で値引きも効くかも知れないし、いっそ造りがシンプルなうちに買ってしまっても後悔は少なかろう……そう読んで購入に踏み切ったシエラだったのである。

 新型を眺めてみると、読みどおり使いにくそうになっていたり、退化していた点があれば、予想外に造りがよくなっていたり、旬のデバイスがなくてありがたかったところなどがある。

 人だかりの発表会場でのこと、撮った写真の数に限りがあるのが申し訳ないのだが、ここでひとつ、新型と旧型とで比較して感想を述べてみようと思う。

 新型で進化した点は潔く認めていじけるいっぽう、退化した点はひっひっひと笑って優越感にヒタヒタに浸りたい。

 使いやすさの良し悪しは人それぞれなので、みなさんはみなさんで、その良し悪しを判断してほしい。

 さあ、とにかく、JB23W/43Wオーナーのみなさん、新型の退化点を見つけて優越感に浸り、人間としての器の小ささを共有しようではないか。

 と、旧型オーナーのみなさんを巻き込んでしまうことにして・・・

「いいなあ、うらやましいなあ」と認めざるを得ず、劣等感を抱いてしまう点、「旧型の勝ちだぜ・・・」と優越感に浸れる項目を数値化し、それぞれ「新型への劣等感うらやま指数」「旧型の優越感指数」として数字で示していくことにする。

 お断りしておくが、その判断もコメントのほとんども、思いっきり筆者の主観による独断と偏見である。

 うらやま指数と優越感指数の合計が100にならないところがこのページのいい加減なところであることもお断りしておく。

 また、発表会場のステージゆえにエンジンをかけて走らせるわけにはいかなかったので、走りについてはまた別の機会にゆずりたい。

 なんだかお断りばっかりだ。

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