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  • 2018/08/03
  • ニューモデル速報 森本 太郎

オフロードに行かない人でも新型ジムニーは買いなのか

新型スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ試乗記

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7月初旬の発表以降、新型ジムニーの周辺がたいへん騒がしいことになっている。ジムニー関連の本の売れ行きやウェブのPVはどこも好調。スズキ側のスタッフも、「カタログの捌け具合が異常」だという。なんでこんなことになってしまったのか、確かめるべく、ジムニー/ジムニーシエラ試乗会に乗り込んだ。

PHOTO&REPORT●森本太郎(MORIMOTO Taro) PHOTO●中野幸次(NAKANO Koji)

ホイールサイズは写真のジムニーが16インチで、シエラは15インチを履く。

 ジムニーは、副変速機付きのパートタイム4WD機構をもつ本格オフローダーだ。軽自動車のため排気量は660cc。これのトレッドを広げワイドフェンダーを纏い、1.5ℓエンジンを搭載した小型登録車がジムニーシエラである。正直、ワイドフェンダーを張り出したシエラのスタイルは迫力満点で格好いい! 一方のジムニーは、シエラからワイドフェンダーを取り去っただけなのだが、ずっと気軽で軽快なイメージがある。林道をどこまでも奥深く分け入る、という用途ならば、小さい軽サイズのジムニーがより便利だろう。実際に日本での先代モデルの販売割合は、ジムニー9割に対してシエラが1割程度と、基本はジムニーが占める。軽自動車枠のない海外では逆に、日本でいうところのシエラ(小型車)がジムニーそのものだ。

 SUVブームの昨今、新型ジムニーは、乗用SUVが他にたくさん存在するからこそ、林業従事者などプロユースに徹底的に照準を合わることができたという。つまり、乗用SUVを横目で意識するような中途半端なコンセプトにはなっていないということだ。ジムニー(5MT)からハンドルを握ってみると‥‥、ラダーフレーム、パートタイム4WDの本格オフローダーゆえ、背の低いモノコック乗用車と比べれば、ハンドルを切るタイミングやロールの仕方に違いはある。登坂時のトラクションを得るためにギヤ比は低いから、テンポ良くシフトアップしていかないと、すぐに回転が上がってしまう。同時期デビューのN-VANと比べると27cmもホイールベースが短いなど、ディメンションも独特だ。ただし、そんなことを考えながら走るのは最初だけで、すぐに慣れてしまってジムニーのリズムで運転することが楽しくなってくる。

ウインドウが立ち気味でヒップポジションも高く、視界も良いため、オフロードでも普段使いの街乗りでも、極めて運転しやすい。

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