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マクラーレン600LTスパイダー試乗記 その爽快感に妥協はない! マクラーレン600LTスパイダー

  • 2019/04/06
  • GENROQ編集部
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マクラーレン・スポーツシリーズの頂点に位置する600LT。伝説のロングテールの名を与えられた究極のロードモデルに、スパイダーボディが登場した。オープンの爽快さと類稀なる運動性能の融合は、果たしてどのような世界を我々に見せてくれるのか。

REPORT◉永田元輔(NAGATA Gensuke) PHOTO◉McLaren Automotive

※本記事は『GENROQ』2019年4月号の記事を再編集・再構成したものです。

クーペに対する重量増はわずか50kg

15秒で開閉するルーフはカーボン製。570Sスパイダーに対して100㎏もの軽量化を実現している。

 今、スーパースポーツカーのブランドで最も勢いがあるのは間違いなくマクラーレンだろう。2009年に設立され、本格的に市場に参入したのは2011年という新興勢力ながら、2018年の販売台数は4806台。これは前年に対して実に44%も向上した数字だという。ちなみに600LTを購入した人のうち43%が新規の顧客で、また57%が他スーパースポーツカーブランドからの乗り換えだそうだ。

 さらに昨年は「トラック25」と呼ぶ中長期計画を発表。その中で今後2025年までに18台のニューモデルを登場させる、とぶち上げた。マクラーレンのようなブランドが今後6年間で18台、つまり年平均3台の新型車を発表するなんて、ちょっと無謀なのでは……と思うだろうが、このニューモデルというのはまるっきりの新型車だけではなく、派生モデルも含むという。つまり、今回試乗した600LTスパイダーもこの18台に入る。そして「トラック25」の発表後、マクラーレンはスピードテール、720Sスパイダー、そして600LTスパイダーと、すでに18台中3台を登場させた。計画は順調だ。

 昨年の秋に登場した600LTは、スポーツシリーズの頂点に位置するモデルである。LTという名前はあのマクラーレンF1 GTRをベースにして、GT選手権のためにボディ前後を大幅に伸ばしたF1 GTRLT(ロングテール)に由来する、というのは、本誌の読者ならすでに何度も目にしたエピソードだろう。スポーツシリーズに属するとはいえその実力はスーパーシリーズに匹敵するほどで、LTの名に恥じない、サーキットをターゲットにした造り込みがなされている。3.8ℓのV8ツインターボは600㎰/7500rpm、620Nm/5500〜6500rpmを発揮し、0→100㎞/h加速は2.9秒、最高速度324㎞/hという素晴らしい性能を叩き出す。

クーペと同じくトップエグジット・エキゾーストを採用。リヤウイングの中央部分は排気ガスの熱に対処してセラミックコーティングが施される。

 その600LTをオープン化するに当たって、取られた手法は570Sスパイダーと同様だ。そもそも基本構造体であるカーボン製シャシーのモノセルⅡは屋根を切り取ってもボディ補強の必要は一切ない、という説明は570Sスパイダー登場の時にも聞いたが、今回もまったく同じ。だから600LTスパイダーはクーペに比べてわずか50㎏の重量増に収まっている。これは純粋に開閉式のルーフ構造に由来するもので、結果600LTスパイダーの重量は1297㎏。これは570Sスパイダーよりも100㎏も軽い数字だ。

 ルーフの構造も570Sスパイダーと同じで、3分割されて乗員後方、エンジンの上部に格納される。開閉に要する時間は15秒で、40㎞/h以下であれば走行中でも作動させることが可能だ。オープン化によってボディ後半部分のデザインはクーペと異なるが、特徴的なトップエグジット・エキゾーストが引き続き採用されているのは嬉しい限り。またクローズド時にはハードトップを収納するスペースが52ℓのラゲッジスペースとして使用できるという、クーペにはないメリットも持つ。

カーボンモノコックは570Sと同様のモノセルⅡ。オープン化に伴うボディ補強は一切ない。シートはカーボン製となる。

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