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SKYACTIV-XのMAZDA3にレギュラーガソリンを入れてみた! ハイオク“推奨”のマルチオクタン対応エンジンの走りは変わるか?

  • 2019/12/17
  • MotorFan編集部 松井 亜希彦
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日本仕様のMAZDA3 SKYACTIV-Xはレギュラーガソリンも使えるが、ハイオクよりも出力/トルクが落ちるので給油時はお好みで選択を、という仕様。じゃあハイオクとどれくらい差が出るのかを試してみた。

 MAZDA3 SKYACTIV-Xエンジン搭載車は本来のハイオク使用での試乗記がほとんどで、レギュラーの走りのレポートはまだわずかしかない。筆者は短時間ではあるが本来のハイオクとレギュラーの乗り比べを行なう機会があった。その違いをお伝えしていこう。

 別取材を終えたMAZDA3SKYACTIV-X(FF/6速AT)広報車を新宿の社用駐車場で夜に受け取った時点で、ガソリン残量はおよそ半分、予想航続距離は310kmの表示だった。翌日朝からの取材終盤でタンク内のハイオクガソリンを使い切ってレギュラーを給油したいのだが、310kmを走るには明日の取材内容では試乗時間が不足している(大注目の新型車なので広報車を借りられる日程がタイトなのです)。

 ならば逆エコランでガソリンを消費するしかない! と考えた筆者は、中央自動車道・調布IC近辺の自宅への帰宅時に走行距離を伸ばすべく、新宿から約60km西の相模湖インターまで足を伸ばすことにした。さらにATをマニュアルモードにして2速、3速で高速道路を走行。けっこうな高回転域をキープしているが、2速/3速なので制限速度範囲内である。空いた高速道路で他のクルマに次々に追い越されながら約100kmを走って帰宅、この運転期間中の平均燃費は約10km/ℓだった。これだけぶん回したらもっと燃費が悪化すると思ったのだが。

 こうして目論見どおりに燃料を消費し、翌日の取材終盤、警告灯が点灯しても粘ってできるだけタンク内のハイオク残量を減らしてからレギュラーを給油。ガソリンスタンドの店員さんに「無鉛プレミアムと書いてますけど、いいんですか?」と確認されるも「テストしてみたいので」と返答してレギュラー給油は終了した。

 で、レギュラーガソリンではどうかというと、これが思った以上に変わった。高速道路ではなく一般道での走行でもはっきりと分かる。トルクの線が細くなったというか、アクセル開度に対するレスポンスがまったりするというか、ぐっとおとなしい印象のエンジンに。


 センターディスプレイに表示できる燃焼状態を見ると、SPCCIに入る頻度やその持続時間はあまり変わらない。しかし、SI時、SPCCI時どちらも印象は同じ。このおとなしくなる印象は、高速巡航にアクセルオンで加速しようとするとより顕著に感じられるが、一般道でも違いは大きい。ハイオクとレギュラーの違いは高負荷/高回転域で出ると考え、停止からの発進→低速走行という市街地ではハイオクとあまり変わらないのでは、と予想していたのだが……。

 もちろんレギュラーガソリン使用も考慮された制御なので、エンジン回転上昇がスムーズでなくなるとか、異音や振動が出るといった不具合はまったくない。がしかし、エンジン回転数は滑らかに上がっていくのに、どうも車速の上昇が少し鈍いというような不思議な感覚なのである。CVTではなく、エンジン回転数と車速がリンクする有段式ATなのに、だ。

 一般的な走行モード切り替えは、シフトタイミングの変更を主にしているものが多い。コンパクトカーやミニバンに多いエコ運転支援モードは、アクセルレスポンスを意識的にダルにして踏みすぎても車速を上げすぎないようにしている。SKYACTIV-Xにレギュラーを入れると、これらと微妙に異なる、不思議な印象だった。

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