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三菱トライトンに新グレード「アスリート」登場! パジェロの後を継ぐピックアップはコレ! inタイ王国

  • 2020/01/05
  • 大音安弘
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三菱トライトンの新モデル「トライトン・アスリート」。ドレスアップに加え、豪華装備を追加した。

三菱のピックアップトラック「トライトン」の新グレード「アスリート」の初披露が、2019年11月28日に開幕した「タイ・モーター・エキスポ」(タイ王国の首都バンコク)で実施された。一般ユーザーにも人気が高い、ピックアップトラックに新たな魅力を追加し、完全な別モデルとなっているようだ。

REPORT&PHOTO●大音安弘(OHTO Yasuhiro)

2018年11月にマイナーチェンジを受けたトライトン。より精悍なマスクとなった。

日本上陸熱望!パジェロの後継車はこいつしかない!

 2018年に40周年を迎え、世界中で活躍するトライトンは、まさに三菱を代表する一台だ。5世代目となる現行型は、2014年11月にデビュー。2018年11月に、マイナーチェンジを実施。「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」をコンセプトに掲げ、トラックとしての基本性能に加え、快適性など乗用性能についても向上が図られた。今回のマイナーチェンジでは、ファミリーフェイスのダイナミックシールドを取り入れた、よりタフなイメージのマスクを取り入れるなどデザインの改良に加え、先進安全運転支援機能の採用や4WDシステムの進化、足回りの改良など細やかな改良が施された。ボディバリエーションは、シングルキャブ、メガキャブ、ダブルキャブの3タイプを設定。パワートレインは、多くのモデルが2.4Lディーゼルターボを搭載するが、一部モデルには、2.5L自然吸気ディーゼルエンジンを採用。トランスミッションは、仕様に合わせて、5速か6速MT、もしくは6速ATが組み合わされる。

トライトン・アスリート。ボディは、ダブルキャブのみとなる。

 新たに追加された「アスリート」は、最上級グレードとなるもので、ボディはダブルキャブ仕様のみ。マリンスポーツのような趣味を楽しむアクティブなユーザーをターゲットにしたモデルだ。スポーティな専用外装及びサイドデカール、ラゲッジマット、ブラックルーフ、18インチアルミホイールなどを数々の専用装備を備えることで、トライトンのタフなイメージを高めるだけでなく、よりスポーティな装いとしている。インテリアも他グレードとは異なる本革と合皮を組み合わせた2トーンのレザーシートが奢られている。


 駆動方式は、2WDと4WDの選択が可能。4WDは、あらゆる路面状況で最適なトラクション性能とハンドリング性能を実現するスーパーセレクト4WD-Ⅱを搭載している。このシステムは、駆動モードセレクトが、4WDのローレンジ・トランスファーロックとなる「4LLc」モードで作動する「オフロードモード」付の高機能タイプだ。オフロードモードでは、路面状況に合わせた4つのモード選択ができ、エンジン、トランスミッション、ブレーキを統合制御することで、悪路走破性を高める。

 パワートレインは、2.4L4気筒DOHCディーゼルターボに6速ATを組み合わせる。最高出力181ps/3500rpm、最大トルク430Nm/2500rpmを発揮する。エンジン性能は、他グレードと共通となる。

 パジェロが消滅し、同じくタイ生産であるトヨタのピックアップトラックの「ハイラックス」が、日本でも支持されている今、再びトライトンの導入を望む三菱ファンも多いのではないだろうか。漢っぽいトライトンも良いが、ドレスアップされ、洒落っ気も感じられるアスリートなら、今のSUVブームの中でも、より多くのファンを引き付ける可能性は高い。限定導入でも構わないから、三菱自動車工業さん、ぜひ日本導入を目向きにご検討願いたい。

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