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もしかしてダミー? ドライバーを惑わす、悩ましいオービス5+1連発! 思わず笑っちゃいそうな、日本全国「おもしろ」オービス5選+1!【交通取締情報】

  • 2020/01/18
  • 「東新宿交通取締情報局」
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前回、全国の「反則オービス」をご紹介したが、好評につき、今回は、ダミー、あるいは、ほぼダミーと思われるおちゃめオービスを紹介しちゃいます! ただし、オービスはダミーでも、直後で移動オービスやレーダーパトカーが待ち構えているケースが多発しているので、くれぐれもご用心!

例えダミーでも、スピード抑止能力は健在!

CASE1 県道56号上下線潟上市天王町天王(秋田県)

 かつては上下線4車線全線を狙っていたHシステムが、ある日突然、それぞれ両サイドに配されたカメラとストロボが撤去され、白いレーダーアンテナ(もちろん張り子)のみに。レーダー波で走行車の速度を測定し、設定スピードを超えていた場合、赤外線フラッシュとCCDカメラでナンバーとドライバーの顔を撮影して中央装置に送るという本来の役目を、ある日突然、一斉に放棄したというわけだ。

 たぶん、数々の誤測定疑惑及び、それに伴う製造メーカーである三菱電機の撤退に端を発したHシステム撤去の流れにより撤去を余儀なくされたのだろうが、秋田県警が「このままではもったいない」と、ダミー化による「スピード抑止能力の活用」を思いついたのだろう。「危険な事故や違反を未然に防ぐ」交通取り締まり本来の主旨を実践している数少ないケースだ。

CASE2 国道246号線下り秦野市菖蒲143(神奈川県)

 当情報局が見事に騙され、思わず「撤去!」という誤報を流してしまった(ごめんなさい!)、かくれんぼオービス。現役のころは稼働率も高く、危険オービスの一つだったのだが、今となっては防護柵から筐体まで錆び錆び状態。これで稼働していたら、まさに「快挙!」。とは言え、わざと光らせてみないと確かめるすべはないし、神奈川県警に聞いても当然、教えてくれなさそうなので、当分は注意したほうがよさそうです。

CASE3 名神高速道路上下線517.9KP吹田SA横(大阪府)

 ここのレーダー式オービスも、撤去されそうでなかなか撤去されないという、思わせぶりたっぷり。上下線ともに朽ち果てそうな状況で余生を送っているが、実はすでに「レーダー波」が出ていないという噂が絶えないポイントでもある。ただし、近頃のレーダー探知機はGPSの位置情報から警告を発してしまうし、両車線の同じ位置に設置されているため、裏から漏れ電波を拾うという裏技も使えない。旧式の探知機で確認したとでもいうのだろうか?

 ま、耐用年数をはるかに過ぎているしメンテナンスもされていないようなので、どっちみちダミーと思ってもいいかも。

消えた新東名オービスのscoopニュースは、こちら!

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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