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【毎日更新企画】人生最後の3台を選ぶ:アバルト595/DBSスーパーレッジェーラ/N-VAN(まるも亜希子) 【人生最後に乗るならこの3台/まるも亜希子編】可愛いけどアグレッシブ。アバルト595のようなおばあちゃんに、私はなりたい

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ハイテク装備はないけれど、だからこそ味わえる古典的な運転の楽しさがアバルト595にはある

雑誌やウェブサイトへの寄稿のみならず、ラジオやYouTubeなどで軽妙なおしゃべりを聞かせてくれる、カーライフジャーナリストのまるも亜希子さん。これまでずーっと大きなクルマを好んでいたまるもさんですが、最近は、肩肘はらずに小さなクルマに乗りたい気分だそう。そこで候補に上がってきたのが、アバルト595というわけだ。そして、2ドアクーペ(しかも2+2シーター)好きの夢として、アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ、日本全国を旅するお供としてホンダN-VANという両極端(?)な2台も選んでくれた。

TEXT●まるも亜希子(MARUMO Akiko)

1台目:アバルト595

「蠍座の女として、このクルマには宿命を感じています」

今どき珍しく、「じゃじゃ馬」という言葉がピッタリとくるリトルモンスター。1.4ℓ直4ターボは145psを発生し、トランスミッションは5MTとセミ5ATが選べる。価格は300万円〜。

べつに元ヤンでもスケバンでもないんですけど、小学生からずっとバスケ部で体育会系だったせいか、とにかく周りに「舐められる」のが大嫌い。お金もないくせにブランドもののバッグを持ったりするのと同じで、クルマも周囲に舐められない、大きなクルマがいちばんだと思って生きてきてしまいました。

だけど、狭い道に入った時なんか気を使ってヘロヘロになるし、車庫入れするのも四苦八苦だし、実は大きいクルマを涼しい顔して運転してるフリってラクじゃない(笑)。そのまんま「虎の威を借る狐」状態ですよね。だからもう、そろそろ突っ張るのもヤメにしようかなと。本当は、適度に小さいクルマの方がどこを走るのも気楽だし、パンチのある加速で自分の手足のようにキビキビ操れるのは面白いし。でも、ずっと大きなクルマを好んできたことで、ロングドライブをゆったりと流す時間の豊かさ、愛おしさのようなものは、これからも譲れないなと思うのです。

そこで、もう少し子育てが落ち着いたら乗りたいなと思っているのが、その気になればモンスターみたいな加速を披露してくれつつ、のんびりクルージングすることも許してくれる、アバルト595。グレードはそうだな、ハードなコンペティツィオーネもいいけど、セミATのツーリズモでもぜんぜんいい。パッと見たら可愛らしいのに、実はアグレッシブってところも、「こういうおばあちゃんになりたい」という理想通りです。しかも私、10月25日生まれの蠍座。アバルトのエンブレムと同じなんですね。これくらい、人生最後にピッタリなクルマはないかなと、密かに宿命を感じている1台です。

2台目:アストンマーチン・DBS スーパーレッジェーラ

「女たるもの、いくつになっても『くびれ』を忘れたくない!」

イタリア語で「超軽い」を車名に付与する、アストンの旗艦。725psの5.2ℓV12ツインターボには8ATが組み合わされる。価格は3567万8703円。

免許取り立てで乗ったのがVWビートルで、フィアット124スパイダー、フォード・マスタング、ポルシェ・968、ホンダ・CR-Zと乗り継いできた我が愛車たち。すべてに共通するのが、2ドアで2+2シーターのクーペ/コンバーチブルというところです。もう、そのパッケージが好きすぎて、5歳になる娘から「後ろ狭い!」とクレームが来るようになった今でも、なんじゃかんじゃと言い訳しながら4ドアに買い換えるのを渋っているくらい(笑)。まぁ、そろそろ限界なので遠からず買い換えることになりそうなのですが。

でも、それだけ大好物な2+2シーターなので、やっぱり人生最後にも乗りたいなと思う気持ちは強いわけです。ただ、最近は4ドアクーペが主流になりつつあって、なかなか4人乗りの2ドアクーペって登場しないんですよね。なぜ4ドアクーペじゃダメなのかって、ドアが増えた瞬間に「生活感」が入ってきちゃうじゃないですか。そして美しいボディラインもちょっと崩れてきちゃったり。女たるもの、いくつになっても「くびれ」を忘れちゃイカン! と自戒を込めて言い聞かせているだけに、美しくあるために無駄を削ぎ落とし、ストイックに作られている姿は人生のお手本でもあると思うわけです。

今、そんな魅力を最も感じるのが、アストンマーチン・DBS スーパーレッジェーラ。もちろん、カーボンボディに5.2ℓV12ツインターボを搭載するFRという、ヨダレが出そうな世界を体感してみたいという気持ちもありますけどね。

3台目:ホンダ・N-VAN

「『Barまるも』にカスタムして、夏は流しそうめん、冬は熱々おでんを振る舞いたい」

N-BOXの商用バン版がN-VANだ。左側のスライドドアはピラーレスで、運転席以外をフラットに畳むことが可能。価格は129万1400円〜。

『ティーポ』というマニアックな自動車雑誌が私の古巣なんですが、在籍中にいったい何度やったでしょう、ってくらい頻繁だったのが、「日本一周キャラバン」なるもの。ある時はMINIで、ある時はカングーで、またある時は知らない人ンちに「コンセント貸してください〜」ってピンポンして回る、1充電60kmくらいしか走れない電気自動車で(笑)。今人気のテレビ番組より、20年早くやってましたからね。でもそれが、編集業務の合間をぬって走るから体力的にはめっちゃハードだったんだけど、行った先々での出会いやコミュニケーション、失敗やトラブルなどがとても心に残っていて、しばらくすると「あ〜、またやりたい」となってくるわけです。

そして、そんな旅にピッタリだなと思ったのが、N-VAN。試乗会場に置いてあった、N-VANのカフェ仕様にグッと心を掴まれてしまったんです。いつかこれを「Barまるも」にカスタムして、日本全国をまわっていろんな人たちと楽しい時間を過ごしながら、旅したらいいだろうな〜と、一気に妄想が弾けたわけです。夏は流しそうめん、冬はおでんに熱燗、なんてメニューまで浮かんできてニヤニヤしちゃいました。行った先々で旬の食材を探してお料理するのも楽しそうだし、疲れたら全席フラットにしてボーッと昼寝してもいいし。N-VANは、人生最後にもうひと花、いろんな思い出を作ってくれそうだなと夢がふくらみますね。

■まるも亜希子(まるも・あきこ)

カーライフジャーナリスト。20年以上に及ぶ国内外での取材経験を生かし、雑誌・ウェブサイト・ラジオ・トークショーなどに出演・寄稿する他、安全&エコドライブのインストラクターも務める。日本カー・オブ・ザ・イヤー(2006年〜)選考委員。現在はYotube「クルマ業界女子部チャンネル」でもユルく楽しいカーライフ情報を発信中。

『人生最後に乗るならこの3台』は毎日更新です

人生で、あとどれだけクルマに乗れるだろうか。一度きりの人生ならば、好きなクルマのアクセルを全開にしてから死にたいもの。ということで、『乗らずに後悔したくない! 人生最後に乗るならこの3台』と題して、現行モデルのなかから3台を、これから毎日、自動車評論家・業界関係者の方々に選んでいただく。明日の更新もお楽しみに。(モーターファン.jp編集部より)

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