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2代目ジムニー(JA71)に製氷機を積んで「名水」で氷をキャンプで作る【クルマ×アウトドア 】 スズキ・ジムニー+製氷機 アウトドアで氷を作ってオン・ザ・ロックを楽しむ エリンギと松茸の味お吸い物で「松茸の炊き込み御飯風」を炊いてみる

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JA71型ジムニーで出かけよう。アウトドアで氷を作るには? そう製氷機が必要だ。製氷機を動かすには? 発電機が必要だ。いろいろ考えないと氷はできない。氷ができたら、ウィスキーのオン・ザ・ロックかな。
TEXT & PHOTO◎伊倉道男(IKURA Michio)

「ねぇ、最近、奥様方で密かに流行っている家電って、なんだか知ってる?」
「え?なに?マッサージチェアー?」
「違うわよ、家庭用の製氷機」
「これでね、お気に入りのミネラルウォーターで氷を作るの。南極の氷で、オンザロックって、かなり前に報道されてたじゃない。あれに近いかな」
「おお! これは面白そうだね」
「アウトドアで日本のあちこちの名水。さて、どう楽しもう?」 

日本水(やまとみず)の源泉の近くまで、ジムニー(JA71)で向かう。源泉は岩盤の崩落の危険があるので、立ち入りは禁止されている。苔むす緑がこの時期でも神々しく美しい。

アウトドアに電気を持ち込むのは、少し野暮かもしれない。焚き火に癒され、昔ながらの燃料で食事を作っていく。薪の燃える音、そして香り。元々、近代の電気製品はそんな生活から、いかに楽をできるかということで発展してきた。その元となるエネルギーは薪であり、炭であり、ガスであり液体燃料だ。だが、それらを使って簡単には出来ない物もある。

その代表が氷だ。

一泊二日程度なら、ロックアイスを買い、クーラーボックスに入れておけばそれですむ。ところが長期に一カ所に滞在、撮影のタイミングを待つ、そんな時にはやはり氷を買いに、その場所を離れることはできるだけ避けておきたい。

日本水(やまとみず)の源泉を訪れることはできないけれど、約1km下った所に給水場がある。地元の皆様のご好意で奇麗に整備されていますので、ぜひ寄付金を。もちろん僕も。

そこで、その場で電気を作り出すか、もしくは電気を保存しておくアイテムが必要になる。キャンピングカーの場合は、走行充電器からサブバッテリーへ、もしくは屋根に装備されたソーラーパネルから、サブバッテリーへ電気は供給される。最近は大容量のポータブルバッテリーもある。基本は家庭で充電をして電気を運ぶ。今回使用するガソリンで発電する発電機も、その場で電気を作り出せる。

もうひとつのアイテム、製氷をどうするかだ。ここ数年のことであろうが、家庭用の製氷機が発売されている。消費電力は約140Wほどなので、僕の持っている発電機で充分にまかなえる計算だ。ただし、ある程度の量の氷を作るとしたら、稼働させる場所の温度、湿度も関係してくるのだろうけれど、クーラーボックス用の氷を作るのに1〜2時間で済むのなら、試してみない手はない。

名水百選、日本水(やまとみず)をボトルへ入れ込む。蛇口を捻るだけ。ホースも付いている。
今日の主役はこの赤い家庭用の製氷機。そして名水百選の日本水(やまとみず)。約500gの氷が1時間できる。電源はガソリンの発電機を使用したが、消費電力140Wほどなので、500Wのインバーターを使用しても稼働しそうである。確かめてはおりません。ちなみに僕の定格2000Wの12Vから100V変換のインバーターでは、冷却のファンも回らずに稼働した。

消費電力が定格140Wの製氷機を動かす電圧は100Vなのだけれど、それなら、140Wの電力を供給すれば良いと思いがちだが、じつはそれだと作動はしない(と思う)。電気機器はスイッチを入れた時に一番電気を使うので、供給側は約3倍から4倍の能力が必要だ。つまり、最低でも400W、500W、できれば700W以上の能力がある発電機やインバーターを用意する必要がある。これもじつは曖昧で、やってみなければわからない、ちょっと厄介な組み合わせなのだ。

僕自身、500Wの電子レンジを動かすために、余裕をみて直流12Vから交流100Vへ変換するインバーターを購入したが、すぐにダウンして動かなかった経験がある。そのインバーターの定格は1500W最大3000Wだった。
その後、インバーターを定格2000W最大4000Wの物に買い替えた。

日本水(やまとみず)を製氷器に入れる。今回、電源はガソリンの発電機を使う。
日本水(やまとみず)の氷が出来上がり!グラス一杯分なら、約20分。到着してすぐに作り出せば、ランチの準備をしていれば、それほどの待ち時間ではない。

また、このインバーターは直流をいかに交流にするかで価格が違う。コンピュータ等、また家電にも増えてきているけれど、この交流の周波数を利用する電気製品は、正弦波と呼ばれる交流を作って送らないと作動しない。使う電気製品の種類、消費電力と、かなり気を使って組み合わせていかないと動かない。ちょうど良くパソコンで相性がどうの、と言う時代のような組み合わせが、今でも存在するのだ。

さて、誰もいない場所で、氷ができていく。まぁ、普通に考えると「これはどうよ?」「意味があるのか?」「なにが楽しいのか?」と言われてしまうけれど、キャンプやアウトドアって、初めからやらなくても良いことをやっている。普通に考えて無駄!馬鹿げている!これを僕の地域ではそれを「おへんなし」と呼ぶ。

久しぶりの青空だ。スペアタイアのカバーのSUZUKIの文字と、流れる空と樹木。
日本水(やまとみず)の源泉は立ち入りが禁止されているので、訪れることはできない。ただ、近くまでは行けるので向かってみる。時々視界が良くなり、山に光が入り込み、峰を走るように美しい。
34年前のスズキ・ジムニー(JA71)の背に、山々が染め上がる。

でも、「こういうのどう?」「面白いと思わない?」自分でお金を出してやるのは嫌だけれど、誰かがやって、それを見ているのは楽しい。また、製氷機や電子レンジをキャンプで動かすために、電気についても学ばねばいけない。そんなことがあっても良いのではないか。今は効率だけ、経済的が求められた時代の終末なのかもしれない。そんな効率の悪い、1時間掛かる仕事には2時間掛けてみる。それでも良いのではないかと思う。人それぞれ、身を置く場所や時の流れは違っている。その普段からの脱皮が癒しを生むのではないか、とも思う。

僕はほとんどお酒は呑まない。美味しいのかどうかわからないけれど、この、ちょっと「おへんなし」でできた不透明な氷で、サントリーレッドでオンザロック!なんてやってみたい気もする。南極の氷には、とても敵わないのだろうけれどね。

50年ほど前に、友情の証として、横田基地の将校から父へ送られたシャコ貝。沖縄から空輸された。重さ12.8kg横幅は約50cmもある。もうひとつはアメリカ本土へ。現在、シャコ貝は採ってはならない。今回はお刺身のお皿として使わせて頂く。
オンザロック。ジンジャエールで。家庭用の製氷機の氷は、流石に透明にはならないけれど、名水百選に選ばれている日本水(やまとみず)で作った氷だ。

松茸の炊き込み御飯風をエリンギと松茸の味お吸い物で炊いてみる

秋の味覚の王様は、やはり松茸であろう。しかし、松茸を買うとお刺身は予算オーバーで買えない。松茸の味、炊き込み御飯で我慢する。エリンギを松茸に見えるようにカットする。騙しだ。
お米は1合。名品、永谷園の「松茸の味お吸い物」とエリンギ。さてだまし切れるか。
ダイソーのメスティンに、エリンギと松茸の味お吸い物を入れて、かき混ぜる。
白米の場合は、香ばしい香りがしてきたら、火を止めて蒸らしに入るが、炊き込み御飯の場合は、白米の香りがしないので、湯気の状態を目で見て判断する。湯気が出なくなったら、炊きあがっている。
松茸の炊き込み御飯風が炊きあがり。炊き込み御飯の場合は、水は多めが良いようだ。

日本水(やまとみず)
 寄居町ホームページより。
その昔、日本武尊が東征の折、戦勝を祈願して釜伏山中腹の「百畳敷岩」と呼ばれる大岩壁に剣を突き刺したところ、たちまち湧き出したという伝説のある名水で、昭和60年に環境庁(現在の環境省)から「風布川」とともに名水百選に認定されました。干ばつ時の雨乞いのもらい水として、また、日本武尊の伝説にちなんで、縁結びや子授け、安産、不老長寿のご利益があるといわれ、県内外から訪れる人が絶えません。
※現在は崖崩れの危険がある為、 立ち入り禁止になっています。

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