スズキ・ソリオ| これがオーナーの本音レビュー! 「燃費は? 長所は? 短所は? <モーターファン会員アンケート>
- 2021/02/04
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MotorFan編集部

スズキ・ソリオ/ソリオ バンディットは傑作軽トールワゴン「ワゴンR」の登録車版である「ワゴンRワイド」を祖とするコンパクト・トールワゴン。Motor-Fan TECHの会員の方々にもこのクルマのオーナーは少なくない。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、よいところを見てみよう。
四代目 MA27S/37S型(2020年12月-)

スズキ・ソリオ/ソリオ バンディットは傑作軽トールワゴン「ワゴンR」の登録車版であり、1997年に発売された「ワゴンRワイド」を祖とするコンパクト・トールワゴンだ。ソリオとしての初代は、GMにOEM供給され「シボレー・MW(ムウ)」としても販売された、1999年登場のMA63S/64S/34S型になる。現行モデルはそこから数えて四代目(ソリオ バンディットとしては2010年登場のMA15S型を初代とする三代目)にあたるMA27S/37S型で、2020年12月から販売開始された。なお、ソリオ バンディットはソリオとは違ったテイストのカスタムカー調の外装が与えられた派生モデルである。
5年ぶりのフルモデルチェンジにあたっては、ファミリー層を中心とした「後席の快適性向上」「荷室の拡大」「安全装備の充実」を求める声にこたえてボディサイズを先代より全幅で20mm、全長をソリオで80mm、ソリオ バンディットで70mm拡大。内装部品の形状見直しで荷室床面長を100mm拡大するとともに、後席左右乗員の肩まわりスペースを拡大した。一方で、最小回転半径は先代と同じ4.8mとし、小回り性能は維持している。
エンジンは先代と同じく1.2ℓ 直列4気筒で、マイルドハイブリッドシステムを備えたものも用意されるが、先代の途中から設定されたフルハイブリッドモデルは非設定。WLTCモードによる燃料消費率及び排出ガス(マイルドハイブリッド車はJC08モードによる燃料消費率も併記)に対応したことで全車「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得したが、マイルドハイブリッド車はJC08モードによる燃料消費率が低下したため、「平成27年度燃費基準+5%」達成となっている。
三代目 MA26S/36S/46S型 (2015年8月-2020年11月)

2015年に登場した三代目にあたるMA26S/36S/46S型は小型乗用車用の新開発プラットフォームを初導入。主要部品やレイアウトを全面刷新し、剛性・静粛性・衝突性能・走行性能などを大幅に向上しながら軽量化も達成した。室内長が2150mmに拡大され、前後乗員間距離は1080mm、室内高は1360mmと、一段とゆったりしたものとなった。また、ホイールベースが30mm拡大されたが、最小回転半径は4.8mと取り回し性が向上。前後席間の移動ができるセンターウォークスルーは先代から引き続き採用されている。エンジンは1.2ℓ 直列4気筒で、「G」を除く全車にマイルドハイブリッドを搭載している。2016年11月にはパラレル方式のハイブリッドシステムを採用したフルハイブリッド車も登場している。
なお、本車は三菱自動車へ二代目「デリカD:2」および「デリカD:2カスタム」としてOEM供給された。
バンディット ハイブリッド MV 2型 CVT フルタイム4WD 「ライバル車よりも数段上の車です」

排気量:1240cc トランスミッション:CVT
平均燃費:15km/ℓ
長所:居住空間の広さ(ボディーサイズからは分らない広さがある)。取り回しの良さ(横幅が1620mmなので狭い道でもスイスイ通る事ができる)。
短所:ハイブリッドという割に燃費があまり良くない(15km/L程度)。ライバル車と比べて自動車税が1ランク上。
評価
外観:★★★★☆ 新型が出たがあまり大きな変更とはなっていない。
室内:★★★★☆ 居住空間の広さ。
走行性能:★★☆☆☆ 後ろの席は特に跳ねて飲み物をこぼす事が多い。
燃費性能:★★☆☆☆ ハイブリットというほど良くはない。
装備:★★★★☆ 先進サポートは充実している。
満足度:★★★★★ 価格以上の使い心地が有る。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ライバル車よりも数段上の車です」
ハイブリッドSZ 「新型ではフルハイブリッド車が無くなったので残念に思う」

排気量:1200cc トランスミッション:その他
平均燃費:20km/ℓ
長所:フルハイブリッドなのてモーターのみで走る距離が長い。
短所:ステアリングヒーターが無い。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「新型ではフルハイブリッド車が無くなったので残念に思う」
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