
どちらのユニットも入門に最適!
ドレナビをご覧のみなさん、こんにちは。編集部やまぐちです。今回のテーマは、カロッツェリア・TS-F1650S&TS-WX140DAを取り付けて、しばらく乗ってからの感想です。短時間の移動や取材時の長時間ドライブなどで、どんな感じなのかを率直にお届けできればと思います。とはいうものの、本人がどの程度のオーディオ耳をしているかというと、正直一般の方と同じくらいと思っていただいて構いません。音にこだわりがある方からすると、物足りないかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで……(汗)。
まず今回取り付けたユニットがどんなものかを簡単に説明します。


スピーカーは、カロッツェリア・TS-F1650S。同ブランドには、表現できる音質のレベルによってV/C/Fと3つのシリーズがありますが、最もカジュアルなのが今回取り付けたFシリーズになります。そうはいってもハイレゾ音源に対応していたり、上位クラスのノウハウが注がれていたり、カロッツェリアの音に対する知見はしっかりと詰め込まれているので価格以上の音が聴けると思います。シエラの場合、純正が13cmなのに対して、取り付けキットで16cmにサイズアップ。さらに今回はトゥイーターが別体になっているので必然的にいい音が期待できます。

サブウーファーは、アンプ一体型のTS-WX140DAを装着しました。筐体サイズが幅280mm、奥行き200mm、高さ70mmとコンパクトなので軽自動車のシート下にもフィットするサイズなのが大きな特徴。そのサイズながら最大170Wのハイパワーで迫力のある重低音を響かせます。また、前回やまぐちも取り組んだようにD.I.Yで取り付けしやすい手軽さも魅力のひとつになっています。
初っ端から感じる聴き心地のよさ

やまぐちの音楽の好みは、ロックやパンク。特に1990年代から2000年代が好きで、Amazonプライムミュージックで好んでかけています。自慢ではありませんが、アマプラの2025年の振り返りで、某パンクロックバンドの楽曲再生数は全世界1%に入りました(分母が小さいとも言う 笑)。
それはさておき、純正スピーカーとの違いですね。ファーストインプレッションは「あ、なんだかくっきりした感じかも」です。元は純正ですが新品ということもあり、ちゃんと聴けていました。それでも、TS-F1650Sに変えたことで、音全体の輪郭がはっきりとした印象です。また、音の出る場所としてトゥイーターが分かれたことも効果があって、より自然な聴こえ方になったと思います。何よりも数時間のドライブでも聴き疲れしにくくなったのは、間違いなくスピーカー交換のおかげです。全体として聴き心地がよくなったという表現がぴったりかもしれません。
本気を出したらすごいサブウーファー

まずは純粋にスピーカーだけの違いを体感した後、サブウーファーを解放(ディスプレイオーディオでON/OFFの切り替えができます)しました。ゲイン(音量)が中間でもしっかり重低音です。試しに最大まで上げてみましたが、シエラのフロアがブルブルと振動し、閑静な住宅街では音漏れを気にするくらい鳴ります。もう少し若ければ、重低音全開で繁華街を徘徊していたかもしれません(笑)。
音量を上げたときの迫力もさることながら、重低音なのにクリアに聴こえるので驚きました。やまぐち個人のイメージですが、ベースサウンドは歪んだりするのが当たり前と思っていたので、これは新しい発見です。とはいえ、ゲイン全開で聴くのはしんどいので1/3から1/2くらいの出力で、ローパスフィルターを高めにしてライブ感が出るような雰囲気で低音を効かせています。
タイムアライメントは絶対設定した方がいいと思います!

とここまでは素で聴いた感じの感想です。しばらくそのままで聴いていたので、ここらでちょっとDMH-SF900の設定をいじってみようと思います。どの項目を触るかというと、タイムアライメント。音にほとんどこだわりがないと言いつつ、実はもう1台のクルマで試してみたところ、めっちゃ聴きやすさがアップしたので、シエラでもやってみようというわけです。
タイムアライメントは、簡単にいうと、耳元に同じタイミングで届くようにタイミングを微妙にずらしてスピーカーから音を鳴らす設定です。中央に自分がいて等距離にスピーカーが置かれている部屋を擬似的にシミュレートする感じといえばいいでしょうか。

やり方は簡単で、左右の耳からスピーカー、サブウーファーまでの距離を計測し、DMH-SF900に測定した値を入力するだけ(写真参照。紐などをスピーカーに貼って耳までの距離をマークして実測。アナログですね……笑)。結果は……簡単にできるので、ぜひご自分のクルマで試してみてください。メインユニットやスピーカー、音源などすべて同じなのに、さらに聴きやすくなったと思いませんか? ただリスニングポジションを設定していただけのときはあっちゃこっちゃで音が鳴っている感じでしたが、タイムアライメントを設定するとちゃんと音が集まって聴こえるので、ものすごく聴きやすくなっていると思います。スピーカー交換&ウーファー増設だけでも聴き心地がよくなりましたが、設定しないのはもったいないくらい。ちなみに普通に設定するとダッシュボード中央付近に音が集まって聴こえますが、やまぐちは目の前で音が鳴っているようにするのが好みなので、運転席側の距離を実測値より50cmほど遠く設定しています(参考までにやまぐちの実測はフロント右 111cm、フロント左 141cm、サブウーファー 111cmでした)。

聴き心地がよくなった結果、雨の日がうらめしくなりました。というのも、ジムニー&シエラ乗りはご存知だと思いますが、そこそこ強い雨だと雨音がダイレクトに車室内に響きます。それはもう、うるさく感じるほどに。これまでデッドニングとかは興味なかったのですが、天井だけでもやってみようかと考えるようになりました。「ジムニー デッドニング」で検索すると、結構ヒットするのはこういうことなのかと、勝手に理解しています(笑)。

デッドニングは今後の課題として、タイムアライメントと合わせて、サウンドレトリバーは個人的に必須です。ただのAmazonプライム会員なので標準音質しか聴けませんし、ストリーミング&無線AndroidAutoとデータのやりとりには不利な環境だと思うので、いい感じに補正してくれるのはありがたい。しばらくはこのまま好きな音楽とともに、取材に、買い物に出かけようと思います。


