BEV専業からの方向転換!? アバルトに内燃機関回帰の噂

フィアットは、2024年にBEVとなった新世代「グランデパンダ」を発売したが、高性能「ABARTH(アバルト)」が設定される可能性が高いことがわかった。

フィアット グランデパンダ アバルト 予想CG

1949年に設立されたアバルトは、フィアット車をベースにした高性能モデルを手がける名門ブランドだ。1980年代初頭に一度その活動を休止したものの、2007年にフィアットのスポーツ部門として見事な復活を遂げた。

近年、ブランドの主力モデルはフィアット500をベースにした様々なバリエーションだったが、ガソリンエンジン搭載のハッチバックは2024年に生産終了となった。ラインナップに残された電気自動車(アバルト500eなど)の販売台数は決して好調とは言えず、同社は現在、内燃機関搭載モデルへの回帰を真剣に検討しているという。その第一弾として、グランデパンダをベースにしたホットハッチバックが登場する可能性がありそうなのだ。

フィアット グランデパンダ 

グランデパンダは2024年夏にデビューし、独特な角張ったボディが特徴的だ。新型モデルには、下部に大きなエアインテークを備えた新しいフロントバンパーが採用されると予想される。リアバンパーもより大型化され、そのデザインと形状はフロントと呼応する可能性が高い。また、最低地上高が低くなり、新しいホイールデザインが採用されることも予想される。

グランデパンダは、新型シトロエンC3やオペル・フロンテラにも採用されている、グローバルな低価格車向けプラットフォーム「スマートカー」をベースに開発されている。当初、このハッチバックはハイブリッド車と電気自動車として発売されたが、昨年、100PSの1.2Lターボチャージャー付き3気筒エンジンを搭載したガソリン車モデルがラインナップに追加された。

アバルトが開発中のホットハッチのスペックはまだ明らかになっていない。一方、フィアット500をベースとしたアバルト695(ガソリンエンジン搭載)は、1368ccのT-Jetターボチャージャー付き4気筒ガソリンエンジン(最高出力180ps、最大トルク250Nm)と5速マニュアルトランスミッションを搭載していた。グランデパンダのアバルト版も、それに匹敵するスペックを期待していいだろう。