
ハーレーツアラーをイメージした“3連ライトカブ”
ベースはスーパーカブC50だが、エンジンはC90用へ換装。オークションで入手した中古エンジンを一度バラし、塗装までリフレッシュして搭載している。

「名実ともに“カブ”にしたかった」と話すDAICHIさん。見た目だけでなく、走りの余裕も重視して90cc化を選択した。
スタイリングの核となるのが、やはり3連ヘッドライトだ。もともとは中央に1灯だけだったものを、「ハーレーのツアラーっぽくしたい」とショップへ相談し、3灯化へ変更。もちろん3灯すべて点灯可能だ。

さらにハリケーン製の超ワイドハンドルを組み合わせることで、一気にバガー的なシルエットを演出。ベスパ経験もあるオーナーらしく、モッズ的な空気感とアメリカンテイストが自然に融合しているのも面白い。

“ショップ在庫”を活かした一点モノカスタム
この車両を製作したのは、大阪のカスタムショップ「NisimooStyle」。ハーレー系カスタムも得意とするショップで、その感性をスーパーカブへ落とし込んだ一台だ。

大型サイドケースは、ショップに20〜30年前から置かれていた古いパーツをベースに再生。ボロボロだったケースを、車体色に合わせて塗装し直し、専用ステーまでワンオフ製作して装着している。

ステップボードもショップ在庫品を活用したもので、ハーレー系カスタムの雰囲気を強く演出。オーナー自身、「このハンドル、このヘッドライト、このステップボードは絶対やりたかった」と話しており、車両全体の世界観を決定づける重要ポイントになっている。

シートもNisimooStyleによるワンオフ製作。レトロなパターンや質感も含め、DAICHIさんのイメージをもとに仕上げられた完全オリジナルだ。
“自転車感覚”で乗れるツアラーカブ
見た目だけでなく、操作系もかなり独特だ。
リヤブレーキは通常のフットペダルではなく、左手レバー式へ変更。つまり“ハンドブレーキ化”されており、自転車のような感覚で操作できる。
ステップボード装着に伴うレイアウト変更から生まれたアイデアだそうで、最初は慣れが必要だったものの、今ではかなり自然に扱えているという。
さらに、タイヤにはタイ製Vee Rubber(ビーラバー)のホワイトリボンタイヤを装着。クラシカルな外観をさらに引き立てている。

「より快適に、楽しくツーリングしたい」というDAICHIさん。90cc化によって走りにも余裕が生まれ、「伸びが全然違う」とかなり気に入っている様子だった。
まだまだ“発展途上”だというこのカブ。今後さらにどう進化していくのかも楽しみな一台だ。
ディテールチェック








撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.20」
■日時:2026年5月10日(日)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)
こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!
【モトチャンプ】
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