チョッパーカスタムの定番であるロー&ロングを意識しながらも、カブらしさを残した絶妙なバランスで仕上げられている。

オーナーの遊び心を低予算で実現!!

ムラケンさんの愛車・リトルカブは、遊び心の塊のようなチョッパーカスタムだ。注目すべきはやはりカラーリングで、「レイトンブルー」と呼ばれる鮮やかなブルーグリーンを採用している。

これは1980年代後半から1990年代前半にF1へ参戦していたレイトンハウスのマシンカラー。「人と被らないスタイルを目指しました。そしたらカラーはやっぱりレイトンブルーしかないな、と(笑)」というオーナーの言葉通り、会場でも強いインパクトを放っていた。

人と被らないこと、そして低予算がテーマ

このマシンのもうひとつのテーマが「低予算」。車体の大半はムラケンさん自身の手によって製作されている。

ホイールはBMW G650GSから流用。そのままでは装着できないため、スイングアーム延長やフェンダー加工を施している。

トップブリッジは鉄板から切り出し、タンデムバーやステップも自作。フロントフォークとスイングアームは純正のルックスを活かしつつ、BMW G650GS用リアホイールを装着するためスイングアームを延長加工している。

また、仕事場に転がっていた木材を加工したサイドカバーなど、アイデアと工夫で仕上げられたディテールも見どころだ。

遊び心が細部にまで詰め込まれた一台

FCRはやっぱりオーバーサイズで、ムラケンさんも「セッティングが合わない」と苦笑する。今後はPC20への換装を予定しているそうだ。

見た目重視で装着したFCRキャブレターや、ワンオフ製作のアップマフラーなど、性能だけではないカスタムの楽しさが随所に詰め込まれている。

「人と被らない」と「低予算」という2つのテーマを軸に作り上げられたこのリトルカブ。眺めているだけで、オーナーがカスタムそのものを楽しんでいることが伝わってくる一台だった。

ディテールチェック

排気量は88ccへボアアップ。ツインスパーク化によるパフォーマンス向上に加え、クラシカルなクジラカバーで個性を演出する。
ストレートタイプのアップマフラーはワンオフ製作。ライディングポジションに合わせ、ステップは15cmアップされている。
トップブリッジを含めたハンドル周りも自作。ハンドルバーに施された水玉模様がガレージチョッパーらしい雰囲気を演出する。

撮影したのはこのEVENT!

「第14回モンキーミーティングin多摩」
■開催日:2023年4月23日
■開催地:東京サマーランド 第2駐車場(東京都あきる野市)

こちらの車両はマニアックなモンキーが大量に集う老舗イベント「モンキーミーティング」で撮影。詳細はこちらのWEBをチェック!


【モトチャンプ】