
海辺育ちのカブをマットブラック仕様へ
ベースとなったのは、以前のオーナーが釣り専用として使っていたスーパーカブカスタム90、通称角目カブ。海辺で酷使されていたため車体はかなり傷んでいたそうだ。
そこで中川さんは車体を自ら全塗装。ブラックで統一した無骨なスタイルへと生まれ変わらせた。レッグシールドなどの樹脂パーツは塗装が剥がれやすいため、傷めばその都度塗り直すというスタンス。完璧さよりも「使いながら仕上げる」ことを楽しんでいる。
カスタムのテーマは明快で、「面白そうだからやってみる」。実際、この車両にはそんなオーナーの好奇心が随所に詰め込まれている。
投光器ヘッドライトにバギータンク!? 発想重視のカスタム
最も目を引くのはヘッドライト周りだろう。

装着されているのはバイク用ではなく、工事現場などで使われるLEDワークライト。もともとは別用途で購入したものだったが、「サイズ的に角目カブへ付くんじゃないか」と思い立ち、そのまま装着してしまったという。
見た目のインパクトは抜群だったものの、実際に夜間走行してみるとリフレクターがバイク用になっていないため前方をしっかり照らすには不向き。そこでフロントフェンダー付近へフォグランプを追加し、無理やりカバーしている。
さらに車体中央にはバギー用の7L燃料タンクを増設。純正タンクと合わせると容量は約11Lとなり、かなりの航続距離を実現している。これもツーリング目的というより「付いたら面白そう」という発想から生まれた装備だ。
アップタイプのマフラーもネット通販で購入した汎用品。どの車種用なのかも分からないまま試してみて、加工をしながら装着したというから驚きだ。

“やってみる”を楽しむカブライフ
中川さんは現在カブを複数台所有しており、そのうち1台はパーツ取り車として活躍中。今回の車両も完成形を決め込んで作ったわけではなく、「付くかもしれない」「面白そう」という直感を大切にしながら仕上げてきた。
人と違うことをやりたい。思いついたらまず試してみる。そんな自由な発想が、この唯一無二のスーパーカブカスタム90を生み出したのである。
ディテールチェック




撮影したのはこのEVENT!

「第21回カフェカブパーティin関西」
■日時:2026年6月14日(日)
■開催地:六甲アイランドイベント広場・特設会場(兵庫県)
素敵な参加記念品が用意される、事前申し
込み制の有料イベント。適度な参加台数、
中身の濃いステージイベントなどがカブヌシから好評。これまで琵琶湖で開催されていたが、2025年からは六甲アイランドに開催地が移転された。
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【モトチャンプ】
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