連載

【CarGoodsMagazine】

ちょっとした心遣いでスマホの発熱は抑えられる

本来の主要機能である電話やメールなどの通信機能に加え、情報収集やカーナビ、音楽や動画のサーバーなど、車載のエンターテイメントを一挙に引き受けているスマートフォン。これだけ一所懸命働いてくれると、やはり気になるのは熱問題だ。スマホにはCPUやバッテリー、液晶パネルなど熱を発生するパーツが盛りだくさん。さらに充電しながらの使用ではさらに発熱量が増して、機能が完全に停止してしまう“熱暴走”の危険性もあるのだ。

一般的な解決策としては「一旦使用を中断して電源を切る」ことが最適解だが、カーナビや音楽などすべての機能が使えなくなるのは困りもの。そこでスマホを使用しながらでも効率的にスマホをクールダウンする方法を伝授したいと思う。

FlukeForest『ペルチェ冷却スマホホルダーSH200(実勢価格:3990円/税込)』は、ポータブル冷蔵庫などで使用されているペルチェ素子でスマホを冷却するスマホホルダー。新発想の3点固定構造を採用することで、エアコン吹き出し口にしっかりと固定できる。Qi2対応+MagSafeで最大15Wのワイヤレス急速充電が可能。
iPhoneのMagSafe対応で、スマホを近づけるだけのマグネット装着を実現。ケーブル接続の手間もないのだ。

設置場所と冷却機能を備えたスマホホルダーでダブル・トリプルの冷却

まず設置場所だが、ほとんどの車種でダッシュボード中央に設置されている“エアコン吹き出し口付近”が第一候補。オススメのスマホホルダーはエアコン吹き出し口装着タイプの他、ローダウン設置ができる吸盤装着タイプも、見やすい位置に設置できて冷却効果も抜群だ。

また最近では、冷却ファンやペルチェ素子を内蔵したスマホホルダーも続々登場。エアコン風に加え、ダブル・トリプルの冷却機能を備えているのである。

また、駐車時にスマホを使用する際には、サンシェードや遮光カーテン、ダッシュボードマットなどの使用も推奨したい。ウインドウガラスからの直射日光は想像以上の熱量が車内に降り注ぐので、遮光することは非常に有効なのだ。

ちなみにスマホを保護するケースを外すと、より冷却効果がアップ。車内では傷付く心配も少ないので、夏場のスマホ使用ではぜひ実践したいテクニックだ。

ペルチェ素子による冷却温度を測定してみた。放射温度計でホルダー本体の温度を測定すると未使用時で28℃、ワイヤレス充電を開始するとわずか1分ほどで13℃まで温度が下がった。

複数アプリを多用すると熱暴走を起こす恐れが……

そしてもうひとつ、注意したいのが使用するアプリである。スマホの機能の中でもGPSやデータ通信、カメラ機能などを使用するアプリは、発熱量が大きいのだ。また、たとえば同じカーナビアプリでも、発熱量が大きく異なる場合も。いくつかのアプリを試してみて、発熱量の少ないアプリをセレクトしよう。具体的には地図情報などがインストール済みで、データ通信の少ないアプリの方が、一般的に発熱量は少ないようだ。

カーナビアプリなど電力消費が大きいアプリを複数使用していると、バッテリー表示が赤くなって温度上昇を警告。最悪の場合シャットダウンされるので要注意。

他にも複数のアプリを同時に立ち上げない、液晶画面の明るさを下げる、休憩時にはなるべくスマホを使用しないなど、ちょっとした心遣いで発熱を抑えることができることも忘れないように。

普段はスマホが傷付くのを防いでくれるケースだが、車内で使用する際には外してスマホに熱がこもるのを防ごう。

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