ポップアップテントに手を出してみる。使い勝手どう? スズキ・ジムニー(JA71C)でアウトドアへ

山中のテントとスズキ・ジムニー
今回はポップアップテントを試してみる。その使い心地はいかに……
ドーム型の山岳テント、ワンポールのテント、パップテント……システムマチックに組んでいくテントは好きだが、「ちょいと、面倒くさいなぁ」と思うときもある。というわけで、今回はポップアップテントなるものを使ってみよう。そしてゴハンは、麺好きとしてたいそう気になる冷凍麺にチャレンジ!

TEXT & PHOTO◎伊倉道男(IKURA Michio)

ポケットからポイッ、で設営完了?

「ワン・ツー・スリーでテントがポン!」なんてのがポップアップテント。もちろん、システムマチックに組んでいくテントを否定している訳ではない。ドーム型の山岳テント、ワンポールのテント、パップテントももちろん所有しているし、その設営作業もどちらかというと好きだ。
それでもカヌーに乗ったり、自転車を走らせたりとアクティブに過ごしたいときには設営作業が「ちょいと、面倒くさいなぁ」と思うときもある。
いままでポップアップテントに手を出したことはないけれど、「ドラえもんのポケット」のように簡単に設営できるなら、ちょっと使ってみようではないか。
そして今回のゴハンは軽いチタンのコッヘルを使って簡単にできるモノ! 麺好きとして気になっていた冷凍麺「なべやき屋キンレイ」シリーズをチョイス。簡単に専門店の味! 気になる味が多かったから、5種類ほど試してみることにする。

さて最初はポップアップ式のテントだ。まず大きさ。直径約85cmの円形で厚さは約5cm。スズキ・ジムニーのホイールアーチと比べると、その大きさがおわかりいただけるだろうか。展開したサイズは長さが約258cm、幅は約157cm、高さが約110cm。この長さと幅は床面の大きさ。

収納袋に入れると直径約85cm。厚さは約5cm。スズキ・ジムニーのホイールアーチが楽に隠れる大きさ。

販売上は2~3人用と表記してあるが、その表記はあくまでも互い違いに寝ることができるサイズ、ということで、テント選びの際は注意が必要だ。でもまぁ、ひとりで使うには充分な広さがあるとは思う。
ペグダウンのポイントは4ヵ所。フレームの反発が強いのでしっかりと打ち込む必要がある。あと数ヵ所くらい欲しいところ。また、フレームが柔らかいので風にはめっぽう弱い。一晩過ごすならガイロープも張っておこう。

収納袋から出して手を離すとほぼこのカタチになる。あとはベグダウンするだけ。ペグを打つ場所は底部に4ヵ所。ガイロープを架ける場所は上部に4ヵ所。

インナーテントを装着したままで厚さ5cmのエアマットを入れてみる。マットの大きさは195cm×63cm。インナーテントがあるので、ほぼギリギリサイズ。次はメッシュのインナーテントを外してキャンピングベットを入れてみる。ここで注意。ペグダウンしないでインナーテントを外しては駄目。フレームが反発して形状を維持できない。

ペグは8本、ガイロープは4本付属。使える最低レベル。所有しているアルミ製のペグとチタン合金のペグも追加。
ペグを打つ場所とガイロープを架ける場所はオレンジのタグでわかりやすい。

ひとつ大きな問題点。アウターの両サイドに大きなスリットがあり、しかも塞ぐことができない。メッシュの虫除けもなく、せめて塞ぐことができたらと強く思った。

メッシュのインナーテントにはランタン用のフックがひとつ。中央ではなく、窓側についている。

樹脂製のランタンフックがインナーテントに装着されている。
入り口部分を開け、横になると上は空。防虫ネットの大きさは175cmの身長だとギリギリ。ある意味、「気持ちが良いぞ!」と考えるが、あと15cmほしいなぁ。
ところで、両サイドに大きなロゴがあります。漢字を使わない国の人にはウケるかもしれないけれど、日本で使うにはないほうがいい?

アウトドアに冷凍麺はアリか?

食事も楽しておいしい物を! さすがに「ワン・ツー・スリーでラーメン、ぽん!」とはいかないが「なべやき屋キンレイ」シリーズから5種類をピックアップ。
このシリーズは「お鍋が有れば専門店の味が約7~8分でポン!」とできて(調理時間はその種類によって違う)カップ麺では味わえない本格的な味が楽しめる。でも、アウトドアにはどうだろう。

スープつきの冷凍モノをアウトドアに持ち出すとき、心配なのは常温になって溶け出したときのスープ漏れ。今回はというと2重に包装されていて、試しに放置してみたが、僕は漏れを確認できなかった。そのうえ、麺もほぼ変化せず! 優秀! そのままコッヘルにスープを漏らさず入れれば、それで良い。
これなら行きのクーラーボックスで保冷剤の代わりの役目も兼ねられそうだ。

さて、もうひとつの主役のチタン製のコッヘル。蓋がカタチの良いフライパンになっている。でも「焼く」に関して言うならば、熱伝導率が低いチタンはかなり苦戦するので、いまのところフライパンは使わない。
30年以上使ったアルミ製のコッヘルにピンホールが2ヵ所! 水漏れを起こしたためついに勇退。今回からチタン製のコッヘルを導入。
鍋で作る冷凍麺は数多く販売されてきた。今回は気になっていた「なべやき屋キンレイ」シリーズから5種類をピックアップ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。さてだいぶ冷えて参りましたが、水の中の季節は2ヵ月遅れると言われています。水の遊びはまだ初秋。それではまた次回。

著者プロフィール

伊倉 道男 近影

伊倉 道男

フォトグラファー。国学院大学法学部法律学科卒。アパレル会社にて総務人事、営業を経験。その後、但馬 治…