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新しいプラットフォームSPAとDrive-E ボルボS90/V90は、ボルボのフラッグシップたりうるか?

  • 2017/04/27
  • MotorFan編集部
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セダンがS、ワゴンがV、SUVがXCというのは、ボルボ・シリーズ共通。

ボルボのフラッグシップである新型90シリーズが日本で発売された。S(セダン)90 / V(ワゴン)90 / V90クロスカントリーの3タイプの車型を持つ。すでに販売されているSUVのXC90を含めて、これで90シリーズが完成したわけだ。

90シリーズは、ボルボが文字通り社運を賭けて開発した新モジュラープラットフォーム、SPA(Scalable Product Architecture)を採用したモデルである。この3月のジュネーブ・ショーで新型がデビューしたXC60もSPAを採用している。ボルボはトップ(90シリーズ)とミドル(60シリーズ)にSPAを採用し、17年中のデビューが予想されるエントリークラスの次期40シリーズを新プラットフォームであるCMA(Compact Modular Architecture)で造ることになる。ちなみに、CMAは中国・吉利汽車(ジーリー)でも使われる。

パワートレーンは、これまた社運を賭けて開発したDrive-Eを使う。モジュラーエンジンの2.0ℓ直4ガソリン/ディーゼルを過給違いでバリエーションを創出する戦略だ。ボルボの場合は、直5も直6も止めて、横置き直4のみに集約する思い切った(ゆえに社運が掛かる)パワートレーン戦略である。

新型90シリーズのライバルは、ドイツ・プレミアム御三家(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ)のミディアムクラスだ。特徴的なのは、その伸びやかなスタイリングだ。まるでFR車のようなそのスタイルの秘密は、フロントアクスルからアクセルペダル(Aピラー下部)までの距離にある。これがFR車と同等に長いのだ。

キャビンの居住性の効率が高いのがFFレイアウトの美点なのだから、Aピラーが後退するのは、やや疑問ではあるが、実際のS90 /V90を目の前にすると、このかっこよさを実現するため、と説明されれば素直に納得してしまう。ドイツ車とはまったくテイストの違うデザインはボルボがSPAで実現したかったプレミアム性の獲得に大いに貢献しているといえる。インテリアも同様だ。定評のあったスカンジナビアン・デザインに最新のHMIを採用した縦長センターディスプレイ、B&W製プレミアムサウンドオーディオなど、フラッグシップに相応しい高級感だ。

今回導入されたエンジンはガソリンのT5 /T6とエンジン+リヤモーターのT8の3種類で、ディーゼルの導入は18年になるという。ライバルのEクラス、5シリーズ、A6が上級グレードにマルチシリンダー(直6、V6)を持つのに対して、すべて2.0ℓ直4で賄うために、ターボ+スーパーチャージャーや、それに加えてリヤ電動アクスルも用意するボルボ。

超高張力鋼板を多用して軽量化にも配慮したとはいえ、車重は1710(S90 T5モメンタムFF)〜 2070kg(V90T8インスクリプション)とヘビー級だ。もしかしたら力不足かもと予想して試乗したが、それはまったくの杞憂だった。通常のドライブならT5(350Nm)でもまったく問題なく、T6ともなれば400Nmを発生する。力不足を感じることはなかった。とはいえ、欧州仕様ではメインとなるディーゼルのD4 / D5も乗ってみたくなったのも事実である(D5は480Nm)。

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