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ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRがスパ・フランコルシャンで市販FF世界最速記録を達成!

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2019年5月にニュルブルクリンク・ノルトシュライフェで市販FF世界最速記録を達成したばかりのルノー・メガーヌR.S.トロフィーRが、今度はF1グランプリの舞台としても知られるスパ・フランコルシャンでも最速の称号を手に入れた。これまでの記録を5秒以上も上回るタイムで、文句なしのFF王者に君臨することになった。

シビック タイプRより5秒以上も速い2分48秒338!

 またしてもルノー・メガーヌR.S.トロフィーRが偉業を達成した。F1グランプリの舞台としても知られるベルギーの名門サーキット、スパ・フランコルシャンで、市販FF車の世界最高記録となる2分48秒338を叩き出したのだ。

 これまでの最速タイムはホンダ・シビック タイプRの2分53秒72であり、今回のアタックでメガーヌR.S.は5秒以上もタイムを短縮したことになる。

ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェに続き、アタックを担当したのはルノー・スポールのトップガンドライバー、ロラン・ウルゴン氏だ。

 アタックを担当したのは、ニュルの時と同様にルノー・スポールの開発ドライバーのトップを務めるロラン・ウルゴン氏だ。今やニュル最速男として世界中のエンスージアストたちに知られる存在だが、純然たるレーシングドライバーではなく、あくまで社内の開発ドライバーによるタイムアタックにこだわるのはルノー・スポールの信念だろう。

 タイムの更新だけが目的ではなく、あくまで開発の一環という姿勢は今回も変わらなかった。

リヤシートを取っ払って2シーターとするなど、過激な仕立てのR.S.トロフィーR。ルノー・スポールの重要な市場である日本への導入の期待も当然高まる。

 アタックに供されたメガーヌR.S.トロフィーRはサーキットでのパフォーマンスに主眼を置いたトップモデルで、R.S.トロフィーをベースに130kgにおよぶ軽量化が図られている。

 300psと400Nmを発揮する直列4気筒1.8Lターボエンジンと6速MTを組み合わせるのはR.S.トロフィーと同じだが、R.S.トロフィーRは中央にエアインテークが設けられたカーボンコンポジット製ボンネット、カーボン製リヤディフューザー、19インチ軽量アロイホイールなどで武装され、さらにリヤシートが取り去られ、リヤワイパーは非装備となるなどさらなる軽量化が図られており、車両重量は1306kgとされている。

 また、アクラポビッチのチタン製エキゾーストシステムやブレンボ製ブレーキシステム(ディスクサイズはフロント用が355mm、リヤ用が290mm)、オーリンズ製ショックアブソーバー、ブリヂストン・ポテンザS007タイヤ(サイズは245/35R19)といった最高スペックのパーツが奢られている。

 サスペンションはR.S.トロフィーR専用に再設計され、フロントアクスルはネガティブキャンバーを拡大している。ちなみに、カーボンセラミック製のブレーキディスクをオプションで設定しており、その場合、フロントのディスクサイズは390mmとなる。

 R.S.トロフィーRは世界500台の限定生産で、2019年内にはフランス本国からデリバリーが開始される。日本への導入ももちろん期待していいだろう。

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