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エヌ・ワゴンが提唱するメカミニマム・性能マキシマムとは? ホンダN-WGNのメカニズムを徹底チェック!

  • 2019/10/20
  • ニューモデル速報
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■NA
エンジン型式:S07B
排気量(㏄):658
種類・気筒数:直列3気筒
弁機構:DOHC12バルブ
ボア×ストローク(㎜):60.0×77.6
圧縮比:12.0
最高出力(kW[㎰]/rpm:43[58]/7300
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) :5[6.6]/4800
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):27(FF) 25(4WD)
WLTCモード燃費(㎞/ℓ):21.2~23.2

■ターボ
エンジン型式:S07B
排気量(㏄):658
種類・気筒数:直列3気筒
弁機構:DOHC12バルブ
ボア×ストローク(㎜):60.0×77.6
圧縮比:9.8
最高出力(kW[㎰]/rpm:47[64]/6000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) :104[10.6]/2800
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):27(FF) 25(4WD)
WLTCモード燃費(㎞/ℓ):20.0~22.0

ロングストロークでタンブル流強化

S07B型は、S07A型よりロングストローク化を実施。吸気流速が高まることでタンブル流が強まるほか、スモールボア化によって燃焼室が球形に近くなり、高速燃焼によって熱効率が高まっている。

ノッキングにも有利な燃焼室

ボア径が小さくなるとバルブ面積の確保が難しくなるが、プラグ径をM10とすることで△0.5㎜に止めた。燃焼室は球形に近くなり、S/V 比(面積/容積比)が小さくなって、冷却損失も少なくなっている。

排ガス当たりの改善で浄化効率向上

WLTCモード対応のため、排ガス性能も改善。自然吸気仕様は触媒への排ガス当たりが偏っていたため、コンバーターケース入り口の容積を拡大して旋回流れを生成。ガス当たりの均一化によって効率向上を図った。

2系統で効率良く潤滑する

CVTのオイルポンプには、2系統吐出方式を採用。油量は少なくても油圧の必要なプーリー制御系と、油圧は小さくても油量は必要な潤滑系を使い分けることで、低中負荷走行時の効率改善を行なっている。

触媒の活性が早く浄化性も高まった

WLTCモードは始動から発進までの時間が短いほか、ピーク速度が高くエンジン負荷が増える。そこで、触媒金属を低温活性の高いものに変更し、触媒へのガス当たりを改善することで、双方への対応を行なった。

VTEC機構で自然吸気でも高出力

バルブ径の縮小で不利になった高回転側の出力は、Lo-Hi切り替えVTEC機構を採用することで克服。高回転時にはハイリフトカムに切り替えることで、軽自動車用自然吸気エンジンNo.1の43kW(58㎰)が維持されている。

ブラッシュアップされたCVT

CVTはN-BOXに採用された改良型を使用。ピストンサイズの拡大や経年劣化によるベルト滑りの抑制によって制御油圧を低下させ、油圧ポンプの駆動損失を低減することで、伝達効率を2〜3%向上させている。

ドライブシャフトにも新技術を投入

自然吸気エンジンの2WD仕様には、ドライブシャフトに軽量化と低振動化を図った等速ジョイントを採用。転舵時などジョイント角が大きくなると増加する誘起スラスト力を抑え、旋回時の横方向振動を抑えた。

鏡面バルブはレース技術の応用

吸排気バルブは燃焼室側を鏡面研磨することで、表面積を縮小。熱に曝される面積が小さくなり、バルブに熱が溜まりにくくなることから、耐ノック性が高まるのだという。効果はナトリウム封入の約2倍に達する。

安心して気持ち良く走れるステップダウン制御

CVTの制御には、「ブレーキ操作ステップダウン制御」を新たに導入。ブレーキ操作に呼応してCVTをローレシオに振り、エンジンブレーキを強めて減速を助ける。旋回時にはローレシオが維持され、加速応答を高める。

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