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トヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキー以上C-HR以下の新型コンパクトSUVはどんなクルマになるのか? 日本発売はあるか?

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 ということで、一枚の画像を作ってみた。

 一番上がトヨタGA-Bプラットフォーム、中が新型コンパクトSUV、そして一番下がVWのコンパクトSUV、T-クロスである。

 VWブランドでもっとも小さなSUVがT-クロスだ。サイズは、
全長×全幅×全高:4115mm×1760mm×1580mm
ホイールベース:2550mm
 である。

 新型コンパクトSUVの直接のライバルは、おそらくこのVW T-クロスだろう。となれば、サイズも

ライズ
全長×全幅×全高:3995mm×1695mm×1620mm
ホイールベース:2525mm

C-HR
全長×全幅×全高:4395mm×1795mm×1550mm
ホイールベース:2640mm

のちょうど間である
全長×全幅×全高:4195mm×1760mm×1550mm
ホイールベース:2600mm

 と予想する。ヤリスのホイールベースが2550mmでT-クロスと同寸だから2550mmのままでも問題ないが、せっかく拡張性のあるプラットフォームなのだから、そのアドバンテージを生かしてライバルより長く、そして高い居住性を与えるという作戦だ。

 パワートレーンは、ヤリスと同じく1.5ℓダイナミックフォース直3DOHC+MT/Direct-shift CVTと1.5ℓ直3DOHC+THS2のハイブリッドの2種類を設定すると予想する。
 新型ヤリスの欧州市場での発売はまだだから、欧州のWLTCの燃費およびCO2排出量は発表されていないが、95g/kmを下回れるだろう。つまり欧州のCAFE(企業別平均燃費基準)で多額のペナルティが課される95g/kmを楽々回避できる(しかも、現在はWTLCではなくNEDC燃費でいいからさらに楽なはず)わけだ。
 冒頭の「欧州でのトヨタの販売台数の30%をヤリスと新型コンパクトSUVで占めるだろう」が現実のものとなれば、トヨタは現在でも優位にあるCAFEでさらにアドバンテージを得ることができる。

 というようなことを想像して、この新型コンパクトSUVの登場を待とう。
 登場は、おそらく3月のジュネーブ・モーターショーだろう。

 この新型コンパクトSUVが日本国内に投入されるか? 現在のところは、可能性は薄い、と見る。
 なぜなら、欧州にはトヨタ・ライズは投入されないが国内には現在大人気を博しているライズ/ロッキーがあるからだ。ライズと、これまた人気の高いC-HRの間にあえて新しいモデルを投入する理由がない。

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